2012/3/14

目標はいつも後付け

さて、今年のETのビッグタスクとしては、「のべクライアント 50達成」というのがあります。一番最初のクライアントとの会食の時に「加藤さんもクライアント50くらい経験すれば安心ですね」と言われたのを、割と大事に思っていて、今年そこまで行きたいなと。只今、45くらいですね。

でもこれ、最初から期限切ってないんですよ。そもそも「クライアント数1」の状態で、どれくらいのスパンで50達成するのかとかわからないじゃないですか。期限があるのって大事だと思いますけど、あんまり根拠のない期限切っても意味ないし、そもそもクライアント数1の時は、僕がその後どういう風に仕事を広げていくのか、続けていくのか、独立した当時当然見えるわけがないわけで。

というわけで、これに期限を切ったのは30の時にクライアント数30くらいになっていて、それはET 5年目くらいの時で、じゃああと2年あればどうにかなるね、という時に初めて意識したんだと思います。逆に言うと期限切るための実績と経験詰むために、5年かかってるんですよね、僕的に。

同じことがET Luv.Lab.についても言えまして、今日ふと、10年かけて100人にインタビューするというのは良いのではないかと思ったんですね、目標として。ET Luv.Lab.は僕が30歳の誕生日の頃に急遽インタビューしてみよう!と思い立ったのが発端で、そこからマイペースで続けて来て、今確か2年で21人だと思います。30代で100人分のインタビューを作れれば、これは30代の業務以外のプロジェクトとしては結構自分の人生にとっての意味性が出てくるのではないかと思いました。

で、ようやくET Luv.Lab.にも目標設定ができましたと。これも大いなる後付けですよね。

思うのですが、僕は何か目標を設定して、そのために何かを積み上げていくっていうことをあまりやっていなくて、どっちかって言うと、やりたいことをやりたいようにまずやってみて、それに対して見定めらた時点でしか目標って作れないんだなあと。途中でやめちゃうこともあるし、今までにやったことをやるのもつまらないし。

見定めるのに、2年とか、5年とか、かけれるかってのは個人差あると思いますが。

目標だけがある状態って、なんか僕の感覚として許容できないんですよね。積み上げてきた材料があって、それを材料にこれはサボらなければいけるよね、って段階で目標にしないと、あまり意味ないんじゃないかと。毎年何か目標作って達成できなくて一人で凹むのも嫌だし。

勿論、前年比どれくらいの売上アップを目指す、みたいなことはやりますけどね。ただ、その手のことはあんまり楽しい話でもないので。

そんなことを考えた昼下がり。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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(2012-10-5)
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