
横浜のコワーキングスペース「タネマキ」に行って来た
先日、こんな記事を読みまして。
コワーキングの敷居を下げ、地域と結びつく場を作る–横浜「タネマキ」 – CNET Japan
基本、自室が一番快適な作業スペースの小生ですが、こうもシェアオフィスだコワーキングだ言われると一度は体験してみたくなるわけですね。というわけで、昨日思い立って、Twitterで連絡したら来ていいよ!ということだったので、行って来ました横浜のコワーキングスペース「タネマキ」。マイファーストコワーキングスペースをタネマキにしたのは下記の理由。
- 横浜だったから
- 1回限りの料金プランがあったから
いくらコワーキング体験したいからと言って、僕が渋谷や原宿まで行くのは、何か本末転倒というか、絶対習慣にならないし、あんまり意味ないなあと思っていました。とは言え体験したいという気持ちはあったので、横浜で、しかも1日限りでも利用できるタネマキはちょうど良かったのです。
さて、初めてのコワーキングスペースで気付いたことをご紹介。
■ 一緒に誰かいるというのは楽しい
今日は11:00〜14:30くらいで、皆さんとご一緒にランチもしたのですが、楽しいですよね。僕、個人で山奥でやってますが、一人じゃないと集中できないとか、一匹狼的気分が強いわけでもないので、何かちょこちょこコミュニケーションしながら、自分の仕事やるってのは結構良いことだなあと思いました(でも、会社勤めの人だと当たり前なのでしょうか。。。)。ランチも意外と共通の知人がいることなどもわかり、コワーキングに関する色々なお話も伺え良かったです。
■ Bluetoohスピーカーってコワーキングスペース向きですね
大体昨今のPCにはBluetoothついてますから、皆で作業中、順番に曲をかける係り回したりしているそうです。なんか人のセレクションのBGMで仕事するのとかも結構楽しそう。家でBluetoothスピーカー使ってますが、むしろこういう使い方向けだよなー、と感じました。
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■ 僕は仕事を自分が思っている以上に電話で回しているという問題
これ家でやってる時はあんまり気になっていなかったのですが、僕ちょっと話詰めたいなと思うと、すぐ電話しちゃうんですよ。報告とかはメールでも良いんですが、メールで話詰めるために行ったり来たりするのあんまり好きではなくて、全部がFacebookみたいなツール上でできているわけではないので、まだ電話強力。あと、仕事電話ついでの雑談も大事ですし。あんまり今風じゃないのかも知れないですけど、当然コワーキングスペースなので、長電話は屋外に出てするのですが、今日、多分結構外に何度も出ていた。
■ Skype会議できない
今日夕方からSkype会議入っていたのですが、オープンなコワーキングスペースだと現実問題、結構Skype会議は難しいですよね。相手もオープンエリアで受け答えされて困る性質のものも多いでしょうし。というわけで、その時間に合わせて帰って来たのですが、運営の方とかとも話していて、共有スペースだからしょうがない、一方で、Skype会議ってノマドというかコワーキングスペースを利用するような層にフィットした仕事のやり方で、と考えると何か考えないといけないのではなかろうか、みたいなことにはなってました。
■ 地元感は良い
良いことも、ちょっと難しいなと感じたことも書いてみましたが、総じて良いところです、タネマキ。やっぱりどういう人がやってるかって大事で、箱物作りました使ってくださいワーイ、という感じではなく、これから身の回りの人と育てていく感があって、とても良いと思いました。ちょっと友人とも話してたんですけど、例えばアカデミーヒルズみたいなものがフランチャイズ展開されたとして、今あるコワーキングスペースって駆逐されてしまう可能性ってあると思うんですけど、人は集まるかも知れないけど、面白い人が集まるところになるかどうかは、わかんないよな、と同時に思いました。例えば、IIDみたいにうまく色や形や地域性が出ると良いんですけどね。
もしかしたら、コワーキングスペースの大事な点って、利便性とかより地元感みたいなものかもな、とも思いました。まあ地元の人が来てればそれで良いという話でもないんだけど、来ている人のコミュニティへの属し方とか、住まいとか、好きな店とか、なんか地域性を持ってそういう話しできるとぐぐっと親近感持てる気がします。というか今回それが一番良かったかも知れないです、突き詰めると。
あんまり無線LANが使えますとか、プリンタはどうなってますとか、レイアウトはどうなってますとか、椅子の座り心地はどうですとか、って話よりコワーキングスペース初心者の感想をざざざっと書いてみましたが、今後もちょこちょこ使えるし、少なくとも横浜で喫茶店はしごするよりは絶対ここ行った方がいいやあ、と思ったのでした。楽しいし。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)