
ET Luv.Lab.が20名に到達したので、少し思い出的なことをまとめてみる
なんか、何と言うか、続くものですねえ。振り返って感慨に浸るには道半ば、とは言え、20名というのは僕的なマイルストーンだったので、ちょっと全19回20名様をここらで一度振り返ってみようと思います。
1人目:北山 朝也さん
とりあえず、ET Luv.Lab.はインタビューサイトです、始めます、って言ったものの、インタビューの仕事とかしたことないし、どういう方向性かもよくわからないし、ともあれ、最初はよくわかっている人に話を聞いた方が良かろうと思って、周辺の面白い人を思い浮かべたところ、真っ先に上がったのが北山君。品川のもつ焼きやで酒飲みながらの取材でしたが、なんか初回からして、幸せの定義とか語り合ってしまって、まあでもこれで方向性決まったんだろうな。
2人目:小林 朋子さん
元からすごくET Luv.Lab.はすごく何かに偏るというよりは、それぞれの振れ幅を大きく取って歪な形をキープしたいなあと思って、北山君の次に小林さんにTwitterの話を聞きに行ったのは多分正解。僕は何度も小林さんの話をうかがっていたのだけど、いきなりサヴォアール・ヴィーヴルと言われても、という人もいるだろうというところで、メインの切り口をTwitterに持って来たら、時節的なこともあり面白かった。あ、後ろのピンクの壁は漆喰で塗りたて。
3人目:野口 尚子さん
大体、ET Luv.Lab.は取材にうかがうんですが、たまたま前から一度東戸塚という話をしていたので、僕の仕事部屋見学を兼ねて、取材させてもらいました。ゆえ、野口さんの背後に映っている鶏の足は僕の仕事部屋の壁の絵です。ちょうどドイツ帰りだった野口さんには、印刷のこと色々教えてもらいましたね。
4人目:神谷 真人さん
錦糸町で神谷君がオペラの稽古をしていて、その前に時間もらって駅前のつばめグリルで取材しました。何と言うか、僕なんかよりよっぽどフリーランスが当たり前な世界に生きていて、絵空事だけじゃ回っていかないけど、夢持って回していきたい、という若々しい気持ちは、こうなんか神谷君のベビーフェイスと重なるところあり。
5人目:児玉 哲彦さん
児玉君の取材は恵比寿でしたが、話すこといっぱいあり過ぎて、ランチ取材終わっても2軒目行ってコーヒー飲みながらああでもないこうでもない喋ってましたねえ。楽しかったなあ。読めばわかる通り、かなりアカデミックに専門的な話で、まあでも児玉くんの話は筋が通ってるから読めちゃいますよね。児玉君の時に、聞く方さえしっかりしてれば、どんな難しい話してもらっても大丈夫だわー、成立するわー、と思ったのでした。
6人目:福山 泰史さん
福山君には六本木のアカデミーヒルズのオープンスペースみたいなところで取材させてもらいました。ぶっちゃけ、僕何やっているかをイマイチ把握してなかったんですけど、この時聞いた話と、その後の彼の楽曲プロデュースに留まらない様々な活動が結びついて、何か面白いなあと眺めています。
7人目:松下 弓月さん
ほぼ毎月会う人、松下さんですが、平塚の宝善院にうかがったのはこれが初めてだったと思いますね。なんか住職にお坊さん仲間?と聞かれて(当時、坊主頭だったので)どぎまぎした記憶が。僕の仕事と松下さんの営みは全く違うんだけど、シンパシー感じるところも多いし、改めてお話聞かせていただくと本当に知らないことばかりで、文化と宗教のクロッシング・ポイントみたいなのも見えて来て、実に面白い。
8人目:須藤 優さん
新橋のカフェで取材しました。Junk Stageのイベントは何度か読んでいただいていて、割と来たはいいが酒飲んで帰る得体の知れないおっさんだったのですが、そんなわけで、須藤さんとゆっくりJunk Stageの話をしたのはこの時が初めてだったような気がしますね。忙しい中、時間取ってくれて、本当ああいう面白い人達をまとめる、というかまとまるように自分が動くというのはすごいことだなあと。
9人目:三橋 ゆか里さん
渋谷のカフェで取材しました。今、大活躍中の三橋さんですが、独立して半年くらい、というタイミングでインタビューできたのは結構貴重でしたね。なかなかそういうタイミングでインタビューする機会作るのって、難しい気がするので。しかし、どんどん、羽ばたいていきますね、この子。
10人目:津下本 耕太郎さん
多分、津下本さんが明確に所属する社名出して、インタビューに出てくださった初めての会だったのではないかと。この後、結構そういう形でも、インタビューやりやすくなった気がします。恵比寿でランチ取材しました。「ただ、だべってただけですけど、大丈夫っすか?これ」と何度も聞かれましたが、「大丈夫っす」と何度も答えた記憶が。
11人目:原田 均さん
新宿の和食レストランで飯食いながらの取材。当時、既に仕事で付き合っていたのですが、そういう場所では話さないような、もっと言うと、学生時代にも話さなかったような、大事なトピックについて話せましたね。当人、もう海の向こうにいますが、またゆっくり話したいわー。
12人目:小島 希世子さん
中華街のカフェですね、写真撮ったのは山下公園。大学時代から議論、でもないか与太話してきたので、色々わかっているつもりでも、やっぱりわかってないこととか、きちんと大事な話だと受け止められてなかった話とかあるなあ、とか気付かされるのはET Luv.Lab.をやっていて僕にとっての良いことだったりもしますね。最近また仕事で一緒に動いていたりする。
13人目:丸岡 和人さん
先の北山君が主催していた用賀エンジニア焼肉で知り合った大学の後輩でもある丸岡君。オフィス近くでもあった町田のカフェで取材しました。時はFacebook本格上陸、くらいのタイミングで今思うと結構無茶な質問してるなー、俺と反省しきりですが、大学して即起業した人の話ってET Luv.Lab.でも初だったので、興味深い回でした。
14人目:迫田 大地さん
知り合ったのはポッドキャスト仲間経由ですが、実は大地さんの同級生が僕の後輩だったりして、記事にも書いてある通り、完全同時代WEB人なので、話しが本当に合いましたね。そして取材は遂にET Luv.Lab.にも登場した自由が丘の山久です。蕎麦屋です。美味いです。そして、ハートウォーミングです。若干、飲めない酒を飲ませてしまった感ありまして、すいません。
15人目:すわ だいすけさん
この時、本当に誰に話を聞こうか、かなり悩んだんですよ。ご承知のとおり、3.11の後の一発目で。まあでも結論としては、すわ君に話聞きに行って本当によかったと思います。最近では都内でちょいリッチなハンバーガーご馳走になったら、レジの横に諏訪君のバンドの写真貼ってあったりして。思わず、僕彼にインタビューしてまして、とか店員さんに言ってしまった。
16人目:徳本 昌大さん
いつも割と飲み仲間的な人にアタックしているので、徳本さんに取材に行く時はド緊張してましたよ、私目。ただ、徳本さんの方がきちんと話を組み立てて喋ってくださっていたので、まあなすがままというか、できあがった記事は面白かったし、終わった頃には緊張もほぐれていたというソーシャルおじさんマジック。
17人目:松村 太郎さん
一緒に仕事をしたことは数えるほどしかないですけど、良い遊び仲間ですよね。当日は品川のシンガポールシーフードリパブリックでバクテー食べながら取材して、天王洲でパン食べながらテラスでビール飲んでみたいな感じでしたね。写真は天王洲です。なんか色々動きのあるタイミングで、今しかない的に話聞きに行って、まあだから、渡米前の良い意味で僕ららしいお別れ会だったのではないかと。
18人目:畠山 千春さん
行きましたよ千葉のいすみ。理屈では乗り換えなし一本なので行けると思ってたんですが、やっぱり距離あるよね。Brown’s Fieldという美味しいマクロビカフェで1時間ほど取材。なんかその後、この記事をきっかけに新たに喋る依頼とかあったそうなんで、ET Luv.Lab.としては、してやったり、じゃないな、えかったえかった、という感じです。
19・20人目:大嶋 英幹さん / 水口 一さん
さて、本日公開したツナグプロジェクトさん。実はこれだけやって来たのに、先方のオフィスに取材にうかがうというのは実は初めての経験。由比が浜と長谷の真ん中くらいにある、気持ちの良いオフィスです。この後、小町の和食屋さんで、はせのわの打ち上げ飲み会やって、たくさん話して「面白いっすねー」「楽しいっすねー」と言い合って打ち上がって来た次第。
と駆け足で20名分、振り返ってきました。僕個人としてはどの取材も忘れがたく楽しくその時々の空気感が記憶に残っていて、ただ人に会うだけじゃなく、それを文字に起こして、パッケージにして、ログにする、という取り組みは、僕の思考とか行動にもかなりダイレクトに良い影響を受けていると思います。
実は。公開できなかった取材もあります。ひとえに僕の力不足なんですが、内容がタイミングに合致していなかったり、なんだり。やっぱりこちらのエゴで人の話をパッケージするのではなく、素直に話を引き出してきて、最低限の調整で読みやすくパッケージして、先方の修正はとにかく受け入れる、というのがET Luv.Lab.の基本姿勢なので、なんか機会があればリベンジしたい気もするし、僕のPCの中には眠れる原稿も入っているので、たまに読んでほくそ笑んでおくことにします。
そんなわけで、21名目は誰になるのか、まだ僕自身わかってないですが、今後ともET Luv.Lab.を宜しくお願い致します。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)