2011/11/29

個人の世界観を具象化する – Crowsnest、本当に助かる

今日はTechCrunch Tokyo 2011 Startup Battleというのが開催されてまして、 @kaiseh さんもCrowsnestで出場されてました。見事Open Lab賞を受賞され、プレゼンもクレバーで、かっこいいなあと北鎌倉からの帰路、iPhoneからのUstreamでイヤホンで聴き入っていたのですが。僕の初期の感想はこちら。

ソーシャルニュースリーダー、Crowsnestがアツイ! : kosukekato.com

最近はどっぷり情報収集のメインがCrowsnestになっていて、というのもそんなに頻繁に見なくていいんですよ、Crowsnest。1日に2回くらい見れれば良い。朝起きてチェックして、仕事終わりにチェックしてくらいで十分必要な情報にリーチできる。TLやニュースフィードを凝視していなくてもいいわけです。というか、一日何時間もソーシャルメディアに使う余裕ないよ!という人ほど、Crowsnestを使うと「取りこぼし」が少なくなるように思いますね。

また、僕は都内に出るとなると電車移動が1時間弱とかなので、Crowsnestで記事ピックアップして、読んで、リブログしていたりすると、いい感じに移動中キュレーションできます。かっこよく言うとノマディック・キュレーションですな。僕は毎日の通勤とかないのであれですが、会社員の方とかは、通勤時間に朝のキュレーションとかやるのに、ちょうどいいんじゃないでしょうかね。

コンセプト的なことについても少し。ソーシャルグラフの時代にあって、人がどれだけどの人にアテンションを持っているか、ということは非常に重要なことのように思います。言わば、親密度ですね。先ほどのTechCrunchのプレゼンでも、この親密度に着目したサービスがいくつかフィーチャーされていました。

人が情報にどうやって接するのか、これは結構重要なポイントで、Crowsnestが面白いのは自分に情報が至る経緯に、知り合いの叡智をセンスを、場合によっては労力を、可能な限り自分にとって有益な情報の選別に関与させれる、という点だと思うんです。RSSリーダーやニュースアグリゲーションは、登録サイトやメディアが決まった定点観測ですし、TwitterのTLやNews Feedをリアルタイムに全部追えるかというとなかなか厳しい。

しかし、Crowsnestを使えば、人がその情報をどう接触してどう扱ったかという切り口で、情報をアルゴリズムで整理した上にバッファを効かせてまとめて示してくれるので、この5年くらいの情報収集に関わる僕のコスト感を、劇的に良い方向に進化させてくれた、という印象なのです。

Crowsnestはある意味、万能で、だから僕の今の情報収集するぞ、という時のスタンダードになっているんだけど、例えばイベントごとがある時はTwitterのTL見た方が良いですし、もっとプライベートな出来事はFacebookのニュースフィードにしか流れないかも知れません。それで全て足りる、というわけでもないです、現状。

言うなればCrowsnestは僕のソーシャルグラフをベースにした「世界観」を描いてくれるサービスで、それは情報の抽出という形態を取るんだけど、パブリックというよりは適切に絞りこまれているし、プライベートというよりは公共性や速報性がある、ちょっとこれまで考えられて来なかった領域、言わば「あなたの世界観」に基づいた人と情報の接し方を提示してくれているサービスと言えるんじゃないかと思います。

まだまだこれからのサービスなだけに(サービスが不完全という意味ではなく、 @kaiseh さんの更なる闘志を今日も感じたので)、今後の更なる発展に期待しておりまする。

色々色々助かってまーす。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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