2011/7/5

シチュエーションにおける業務の最適化という話

毎度おなじみ @taromatsumura がソトワクラボなるものを始めていました。

ソトワクラボ

曲がりなりにも在宅勤務歴10余年、モバイル勤務歴10余年の僕としては考えることも多いわけで、とか思ったんですけど、実は大して書くことないんですよね。最近はiPhoneだけで出かけるか、iPadで出かけるか、MBPで出かけるか、一眼まで持っていくのかみたいな話になっていて、iPhoneは近隣、iPadはイベントやラグビー、MBPは仕事で都内、一眼は取材などがある時にみたいなイメージで、それぞれのサイズ感で鞄持ってます。まあでもそれくらいかなあ。

思い起こせば学生時代はBOBLBE-E背負ってPCやらPDAやら紙の書類やらモデムやらモジュラージャックやら突っ込んで、更にラグビー道具をボストンバッグに入れて歩いてたから、キャンパスで「どこ行くの、お前?」と言われていたことしばしば。でも当時は全部持ってないと仕事回らなかったんだろうし、不安だったんだろうと思うんですよね。

じゃあ最近はどうかというと、結局「どう、折り合いをつけていくか」という当たり前の算段が必要になってくると思うのです。近所出かけるだけなら家帰ってくればいいだけの話だし、ラグビー行く時はそもそも休日だし、MBPあればほとんど事足りるけど、外回りしている時間に応じて、どの程度の電源周りを携えていくか決まりますし。

全部を全部外でもやりたいって言うのが学生時代で、でもそうなってくると色々面倒ですから、僕の場合は例えば、デザイン作業は外ではやらない、とか、電話で済むことは電話で済ましちゃう、とか、暗黙のルールが幾つかあります。デザインは大きな画面でやらないとなんかつまらなくなる気がしていて、電話で済ませるというのはただでさえ外回っているのに、メールのやり取りしてると、クライアントに余計なストレスかけちゃうというところからです。勿論、即答できないことはメールなりでいいんですけどね。

結局、外で仕事をすることでスペックダウンさせちゃいけないと思うんです。だから外で作業することによって、そういうおそれのある作業は、外でやるべきではないですし、仕事の組み立て方的に、そこでストレスが発生しないようにフローを組んでおかないといけないですし、外で仕事するのに、「集中できない」とか「セキュリティが」とか、なんか色々あるみたいですが、僕的には「クオリティコントロールさえできれば関係ない」です。

だから「ソト」というレスリソースの状態で仕事ができるかどうかって言うのは、結局、その時々のシチュエーションにどう折り合いをつけた上で、仕事のクオリティコントロールと自分のセルフマネージメントしていくかということが大事で、その辺りにノウハウがあるんだけど、それって「こういうツールが」みたいなこともあるけれども、むしろ、自分の業務設計とか仕事の整理の仕方とか顧客との日々の関係性とそのコミュニケーション手法とか、実はツール的なことじゃないものの方が大きいです。

だから僕に言わせると外での仕事なんてやってみないと始まらないし、やってみてどこまでできてどこからする必要がなくて、どういうことが大事でどういうことを考える必要があって、というのはおそらく個々人の日々の業務によって変わってくるはずで、不都合を修繕していくことでしか環境は構築できないと思いますね。

とは言え、節電の夏も間近な昨今ですから、ゼロからそんなことやってる猶予はないと思うので、例えばクラウドツールの活用方法的なこととか、先述のソトワク的なこともそうですが、Tipsで吸収できるものは盗んで、だけど、本当に外で仕事する必然性があるのなら、業務を見つめ直すことから始めたほうが良いですよ。

もしかしたら、それが自分の本来の業務のスリム化やシンプル化に繋がるやも知れませぬし。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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