2011/6/20

Mac Book Proとの3日間

パソコンおたくの部類には間違いないですが、大学からはずっとWindowsで(Performa 6220でAOLやってた時代が懐かしい)、テスト環境用にMac Miniを揃えていたものの、ChromeもSafariもWeb Kitでハッピーになった頃合でMac Miniが死亡、Intel Macじゃなかったので、もういいかと思っていた僕ですが、遂にMac Book Pro 13inchを購入しました。Core i7ですぜ。

直接的な理由は先日デスクトップPCにTitanium入れてKitchen Sinkというサンプルアプリをコンパイルしてエミュレータで表示させようとしたら30分経ってもよくわかんないような状態なんですよ。これじゃあ仕事にならないと。うちのデスクトップ、32bitとは言うもののWindows 7だし、メモリ3.5GB積んでるし、SSDだし、PhotoshopやらIllustrator使ってても印刷の高解像度写真とかを扱わない限り十分いけてたのですが、いかにせんCPUがPentium D 3.00GHzでして。

まあマザーボード取り替えて、とかいう選択肢もあったのですが、TitaniumでモバイルアプリいじるにしてもiPhone用はMac必須だしお値段的にも大分手頃になってきたし、他にもちょっと僕が思い悩んでいたところの解決策がひょんなことから見つかったりして、iPad / iPhoneですっかりAppleに再度魅せられてしまっていて、もう踏ん切りをつけようと。

いうわけで結構思い切ったんですが、むしろ「まだ、Windowsだったのね」という感想も多かったです。確かに僕の周りのデザイナー、ライター、エンジニア、お坊さん、Macユーザ本当に多いのですよね。やはり会社でWindowsという縛りがなければ、カッコイイもの使いたいですものね。かく言う僕も昔はクライアントがWindowsだから僕もWindowsだから的、客商売であるがゆえの躊躇があったのですが、別にWindows使えなくなるわけではないですし、むしろ客商売的にも両方分かっていた方が良いだろうという判断もあり。今までは「Macはよくわかりません」って言ってましたからね。

さて、この3日間、Mac Book Proと過ごしてきたわけですが、時系列に順を追って説明してもしょうがないので割愛しますが、結論から言うと、3日目にして仕事全部Mac Book Proで完結するところまで持って来ました。というかですね、所詮、OSの問題なんだなという気がしていて、ChromeやらNetBeansやら僕がメインで使っているソフトはMac版がありますし、FTPやSSHなんかは当然コモディティなのでMacにも良く練られたソフトが存在しますし、iWorkは昨日のKeynoteしかりOfficeからの移行組としてはかなり無駄が削がれた印象で、なるほどなと思わせる仕上がりです。今ApertureにWindowsマシンから写真を取り込んでいますが、レタッチしているそばからFlickrやFacebookに発射できるのとかエレガント。

でもね、Macに乗り換えるのに何が一番良かったかって、クラウド使っているってことだと思うんですよ。1日目はずーっとDropbox経由でほっぽいておいて勝手にファイル同期させてましたから。僕50GBの年間契約しているので、アクティブな案件のデータは全部フリーハンドでMacに移行できました。ブラウザ周りはChromeでGoogleアカウント経由で一発同期ですし、メールやらカレンダーやらは僕ネイティブアプリ使わないで全部Googleですからね。まあMacのネイティブアプリがいけてることはよくよく聞いてるんですけど、iCloudも来ることだし、その辺で、どう使えないGoogle Contactと連絡先情報管理を切り離すかかなあ、などと思っています。

それと、Macを使って気付いたこと、Windows 7はよくできています。僕の印象では本当に同レベルです。じゃあ何が違うって言ったら心地良さですかね。やっぱり使っていて、Macは愛着を持ちざるを得ません。だけれども、革命的にMacがWindows 7より良い!ってことは僕はないなあと思っていて、Macにも粗が見受けられないわけじゃないですし、でも好みの問題というほど、簡単に片付けていいことでもないかなあ、という感じです。まだ使い始めて所詮3日目ですけど。

いかにせん僕のマシンの中でこのMac Book Proが只今ダントツのスペックなので、これメインでやってった方が良いなあと思っていて、ただ僕、デザイン作業はでかい画面でやらないと駄目だと思っているので、引き続き今のデスクトップはデザイン作業に使っていくと思います。本当はMacを今ある27inchのモニタに出力して作業すればいいんですが、なぜかうちのIIYAMAのE2607WSってのはMac非対応なんですよね。安いから文句言えないんですけど。万が一、デザイン作業をMacでやるようになったとしても、おそらくiMacもCinema Displayも買わず、動作保証の取れている、SamsungとかBenQ辺りのモニタを買うと思います。そうするとWindowsと切り替えられるので。

加えて、今回の裏の事情、まさかの停電対策というのがありまして、僕のThinkPad X60は長く持って電源3時間が限度というマシンなので、今年の春も計画停電時間最後までバッテリが持たないことしばしば。勿論、パソコンないと何もできないよ!というつもりはないですし、それじゃいけないと思うわけですが、iPadに加えて7時間バッテリが持つそうなMac Book Proが手元に来たのはとても心強いです。UPSとかに投資するよりはね、有効かなあなどとも思い。

Windowsと明らかに違うのは実はApp Storeの存在とその使い勝手かなあ、などとも思いました。大変便利、そして、危険。

なんか、Macスゴイ、マジスゴイ!みたいな記事じゃなくて恐縮なんですが、僕がここ12年くらいひたすらWindowsメインに使ってきて、いざMacという時に、さくっとスムーズに乗り換えて不便なく使えちゃうってのは、それはそれで驚異的ということと、「こうであるはずだ」と類推した時に、「そうなんですよ」と応えてくれるのは、やっぱりAppleのUXデザインの質の高さなのかもしれないなと思いました。あ、ちなみに誰でもスムーズに違和感なく乗り換えられますよ、ということではきっとないので、乗り換えは自己責任でお願いします!

とは言え、僕はあくまで今までやっていたことと、その延長でMacの魅力を確かめている段階なので、もっとMacならではの何かがあるのかも知れませんし、これ知らずにMac語ってたの?みたいなこともあるかも知れないので、その辺りは周囲のMac Evangelistに大いに教えをこいつつ、もっと楽しく仕事ができたらいいなあと思っておるところです。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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