2005/12/5

LOHASの私的位置付け

なんだろうこのうさんくささは

LOHASとWeb2.0を繋げる意味がまったくわからない。ようはLOHASって、おやじがかっこよくなれば日本が良くなるって言ってる「ちょい悪おやじ」と同じ枠組だろ。

LOHASとWeb2.0を繋げて書かれたエントリーに対するコメントなんですけど、例えが面白いですよね。「ちょい悪おやじ」と同じ枠組ってのが特に。そこが糸口になってちょっと考えたことがあります。

僕は逆にLOHASとWeb2.0と関連させると面白いなと思ったのは、「双方とも消費文化ではなく、啓蒙活動として育って欲しい」ということです。企業のマーケティング担当者はおそらくLOHASという言葉が出てきて、「これは新しい消費文化になる」と喜んだと思うのですが、本質的には僕は「よりよい生活のための啓蒙活動」であるべきだと思うんですよね。Web2.0にしても同じだと思います。

両方とも実は、コンテンツ(商材)・ホルダーのディスクローズを基点として発展する話でして、それが一つの消費文化で終わってしまうのか、それとも、啓蒙活動として人類の進展に貢献できるのか、というところが重要になってくるように思います。

農林水産省のWEBなんかに行くと、「食育」なんてことを高らかに謳っていて、しかしながら、農林水産省のWEBで謳ったところで大した効果はないわけで、それを考えると、「LOHAS」という言葉を媒介にした様々なプロモーションが、結果的に「食育」を推進していく結果に繋がっていけばいいですよね。

意外と「ちょい悪おやじ」とかも立派に後で振り返ったら啓蒙活動と位置づけられていたりしてね。そう考えると、今まで話してきた「消費文化」と「啓蒙活動」の垣根なんてないようなものなのかも知れません。「文化の醸成と知識の啓蒙」がすなわちマーケティングだ、ということも言えるわけですから。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

是非、フォローしてください!
Twitter / Instagram

(2012-10-5)
売り上げランキング: 14,705
100円