2010/11/8

「小さな圧倒的にスゲー」を作る

仕事術というより処世術なんですけどね。多分、仕事するのにやり方って色々あって、その人なりの価値観とか考え方とかあって尤もだと思うのです。その上で、僕結構大事にしているのは「小さな圧倒的にスゲー」を作ることです。

もうなんでもいいと思うんですよ、極論。「あの人毎日ブログ更新している」とか「あの人アイコン瓜二つとか」とか「あの人メールのレスポンスやたら早い」とか「あの人今時やたらビール飲むよね」とかもう何でも。そういうのって多分、作為的に作るものではなくて、ただいけるところはいけるだけいっておくべきだと思います(ビールは色々な意味で危険ですが)。

仕事でもそういうのが作れればいいですよね。社会的なプレゼンスのある人というのは、自分のブランドをある意味定常化できていると思うんですよね。色々な側面があるにしろ全体像はそこに確かにあると。でも多分、自分は客商売なので、クライアントに応じてそれぞれの役回りがあって、どのクライアントにも同じ「圧倒的にスゲー」を見せられているかどうかというと、多分それはクライアント毎に全く違う。

個人で仕事していくのにそれが必ずしも良く働かないかも知れない。子連れ狼は子連れ狼でないといけないし、桃太郎侍は桃太郎侍でないといけない、かも知れない。でも、多分僕はそういう、カッコよく言うとブランドアイデンティティみたいなものには結構揺らぎがあると思うんですよね。でももう一つカッコよく言うと、ブランドパーソナリティみたいなものが、そのフワフワしたものをかろうじて繋ぎ止めていて、まあ平たく言うと性格的な特徴というやつなわけです。

どのお客さんのところに行っても、僕のメンタリティや価値観や善悪の判断みたいなものは、基本的に僕の行動原理に則っているので、多分一貫していて、ただ、じゃあ、そこを土台にタクティカルに「圧倒的にスゲー」をビルドアップできているかというと、先も申しましたとおり「小さな圧倒的にスゲー」がチョコチョコ散在する感じなのであります。まあ仕事回ってないといかんですが。

こういうのを器用貧乏というのではないかと思いますが、僕結構気に入ってますよ。最近、Facebookでクローズドなグループを始めたのですが、多分そこにも僕をデザインする人だと思っている人や、企画よりだと思っている人や、客商売べったりと思っている人や、ひたすら酒が好きですよねと思っている人もいて、でも自分を商材にして食べていこうと思うと、そういう状態がスモールパッケージに凝縮されると、化学変化は起きやすいわけで。

と書いてきた割に、冒頭で「圧倒的に」という言葉を使ってしまい「小さなスゲー」くらいにしておけばよかったなと、若干ビビっている辺りも、僕の立派なパーソナリティなわけですが、まあ30歳くらいまでは「僕はこうスゴイ」ってはっきり言えなくてもいいんじゃないですかね。あっ、やばっ、小生すっかり30歳でしたが、何か。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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