2005/8/13

三次元というインターフェイス

@IT:三次元ブラウザ発表、NTTソフトウェアはグーグルに続くか

車の運転より飛行機の運転の方が高度なように、ユーザに三次元ナビゲーションを定着させるってのは非常に難儀なことだと思うのですよね。これ多分、2000年くらいからあったと思うんですけど、三次元モノとしては秀逸。

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僕は人間が三次元に慣れるのには、あと10年くらいかかると踏んでいます。何で10年かというと、クオリティの高い三次元アクションゲームで育ってきた人たちが社会的に力を持つようになるのに、それくらいかかると思うからです。最近のゲームはスゴイですよ。それをハンドルできてしまう子供達はもっとスゴイ。モノを使うということは、「習うより慣れろ」って世界だと思うので、それに慣れた世代っていうのが登場してくると、世のインターフェイスもドラスティックに変わるのではないかと。

前某金型ベンチャーの先輩と話していた時に、「これからは3Dで直接モデリングしたものから逆に三面図を起こすような世界になるかもねえ」という話になりました。現状、3D作る時も、XYZ軸に分けて平面図3つで立体を表現しているわけですが、将来的には粘土をこねるような造形というのがPC上でも再現できちゃうのかもしれません。

複雑なものを分解せずに複雑なまま処理できちゃうっていうのは、そりゃ人類の進化ですよね。

三次元描画を特徴とするWebブラウザやリッチクライアント環境は過去にも登場したが、いずれも普及したとはいえないのが現状。ただ、グーグルの「Google Earth」が人気になるなど3Dグラフィックスが受け入れられる素地はある。NTTソフトウェアはキオスク端末という攻めやすいエリアに当初はターゲットを絞り、着実な普及を狙う。

儲ける手段としては正解かもしれないけど、それでデファクト(死語?)をとれるかと思うと疑問です。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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(2012-10-5)
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