2010/1/27

手の届く範囲

今日、ETの新しいサービス、ET Luv.Lab.を立ち上げました。今回の大きなテーマは「人がメディアになる時代」ということです。

今から立ち上げるET Luv.Lab.は、「メディア」を標榜するわけではなくて、あくまで、ETとして(いやむしろ、加藤康祐として)大好きな方に会いに行き、その人をメディアたらしめる所以を紹介する、ささやかなサービス、というように捉えています。

幸いにこれまで色々な人に誘っていただきながら、「ノマドワークスタイル」や「個のエンパワーメント」や「型のこれから」など、色々なトピックをもらって、色々な方法で考えてきました。さて、これからどこに僕の興味の方向性を向けるのかという時に「人がメディアになる時代」というトピックは、なまじコミュニケーションに仕事を始めてからずっと触れてきた僕的に、ふさわしいものではないかと思ったのです。

で、このET Luv.Lab.ですが本当にひょんなことから生まれました。振り返れば、先週末の日曜日、先輩の結婚式のため、ラグビー仲間と打ち合わせしておりまして、その後、ホルモン焼屋で飲んでおったのですが、その時、後輩が「手の届く範囲の人を幸せにしたい」って言ってたんですね。学生さんでも同じことを思うでしょうが、10年社会人やってそこに帰結するのは面白いなあと思ったわけです。

でまあ、そんなことが頭にありつつ、年も明けたし去年作ったET withwithの次をそろそろ考えなきゃなあとボーッと思索を巡らしておりましたら、不意にピーンと閃きまして、ああ、まさしく「手の届く範囲の人」、ということと、「人がメディアになる時代」ということを繋いでやれば、ETの次のサービスとして面白いことができそうだ、という心持ちになったのですね。それで思いついたのがET Luv.Lab.というサービスだったのです。

仕組み的にどう?という話になりますと、いわゆる、インタビューサイトで、何も新しいことはないのかも知れませんが、僕の知り合い面白いですし、そういう人をメディアたらしめる所以を研究するというのは、多分僕にとっても楽しみながら続けられる作業だと思ったのです。

こういう仕事をしていると、上の人と話すときにも、下の人と話すときにも、変わっていると言われてしまうのですが、実はテレビドラマで描かれるような一般社会の雛形に綺麗に当てはまっている人なんてのは少なくて、世は変わっている人に溢れていると思うのですね。その上で、今までにこういう働き方もありですよね、みたいなことを言うにも、ああいう人もいる、こういう人もいる、っていうストックがあまり口頭では伝えづらいところに僕自身不便を感じていて、実際会えば伝わるのでしょうが、なかなかそれも限界があるので、だったらインタビューサイトの形式を取ってアーカイブすればいいのだと。

後はそういう辺りの情報が割と少ないことで、今の若い世代は苦労しているんじゃあるまいか、という危機感もあります。要らぬお世話かも知れませんが、就職活動中の後輩の話などを聞いていて、そして世の情勢は大変に厳しいという話を聞いていて、何かを成し遂げた人だけじゃなくて、何かを直向きに頑張っている人にライヴにフォーカスして、それが自分を考える上での一つのモデルになればいいんじゃないかと思っています。

そんな思いもあって、今回はkosukekato.comの一カテゴリとしてではなく、ETの新規独自サービスとしての位置づけで始めることにしました。kosukekato 2010の最後の項で次の12年を考えた時に「Scale Out!」を目指すと書いたのですが、それは明日世界をひっくり返す様なサービスを始めたい、ということではなく、まさに今これからET Luv.Lab.で始めようとしている、「手の届く範囲を確かめつつ徐々に広げていく」というのは、ヨチヨチ歩きながらも、確かな第一歩になると思っています。

というわけで、ET Luv.Lab.の今後を、どうぞお楽しみに。

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