2008/12/30

Photo Is

ちょっと前に、富士フィルムが大々的にキャンペーンやっていて、確かにこれは気の利いたキャンペーンだったなあと今更ながらに思っています。Photo Isとかけて、どう説くかは全くの自由ですが、Imagineが流れて「Photo Is LOVE」、「Photo Is SMILE」、「Photo Is PEACE」とか言われると、John Lennon氏とオノヨーコさんが持つ人間像がフレーズに見事なまでに説得力を持たせますもの。まあでも、人間像による説得性というのが、本質的に表現ということなのかも知れません。

今年は写真に目覚めた一年でした。子供の頃にカメラに親しむという習慣が全く無かったのですが(団地の鉄道写真クラブに1ヶ月在籍)、「写るんです」くらいしか触ったことなかったですし、仕事始めてからもデジカメ自体は申し訳程度に持っていたものの、ほとんど使っていませんでしたし、遅れ馳せながら28歳にして開眼したのは、何だか今思えば勿体無い人生にしていたなあという感じです(僕がこういうことを思うのは、とても珍しいことなのですが)。きっかけは本当にある日一眼レフを買いたい衝動が降って来た感じなのですが、岡山で京都のプロの写真家と仕事して写真についてお話したり、前々から松村太郎君がブログに綺麗な写真を掲載していたり、というようなことの影響があったろうと思います。

Photo Is 何でしょう。Life Isとして語るより、Photo Is って語る方が、より表現ということに寄っているのかも知れません。「人生」より「生き方」に、「お金」より「豊かさ」に、「芸術」より「麗しさ」に。何だか形容詞的な印象を持つのは、やはりカメラというものが表現の道具であるからか。

Photo Is 何でしょう。書いてみて、僕の今の立ち位置はまさしくこれだ!と思いました。「Photo Is 何でしょう。」です。別に日々を決算するためにとか、一年をたな卸しするために写真を撮っているわけではなく、その時々が楽しいからシャッターを切っているわけで、Photo Is って定義を導き出すためには、もう少し先の自分を経験してみないことには始まらないように思いました。

ただ、「○○ Is」ワークショップみたいなものは面白いかもしれませんね。自分の価値観とか人生観を体系化したり説明付けたり定義したりというのは、意外とわずらわしくて面倒くさくて難しいことかもしれないけど、○○ Is に続く言葉を自分なりに抽出して、数人でシェアするみたいなことは、やり方としては極めてストレートで、しかしその人の人となりが綺麗に言語化できそうな感じもします。

ちなみに、仕事って何でしょうってよくよく考えることですよね。金を稼ぐ手段と考える人もいれば、自己実現の手段と考える人もいれば、男の本懐と考える人もいれば、社会生活を送るための義務と考える人もいるでしょう。では、Work Is 何かってことですが、これはさすがの僕でもどうやら自分の内に定義があったようです。

Work is the another best. 仕事は人生ではないけれども、もう一つの大切な何か、という考え方です。人が大事なものを一つ持つ時は、大抵もう一つの大切な何か、ってのがあるんじゃないでしょうか。人生というものとの対比において、仕事というのはまさしく僕にとって「もう一つの大切な何か」で、必ずしも最上位最上級最上段に位置するものではないけれど、何をしている時にもチラつく大事な価値観を支えるものだなあと思います。

脱線してしまいましたが、とりあえず今年の段階であえていうなれば、「Photo Is WONDER」くらいは言えそうです。写真よ、ありがとう!

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