2005/7/11

ノーブレス・オブリージュ

今読んでいる本に出てきた言葉なのですが、ちょっと気になったのです。そこには「貴族意識」、「エリートとしての責務」とあったのですが、ネットで「社会的な地位に伴う、道徳的・精神的に果たすべき役割・義務」というわかりやすい説明がありました。これは、日本の武士道にも通じる意識だと思います。また、「強きを挫き弱きを扶く」というのも、「ノーブレス・オブリージュ」じゃないですかね。もしかしたら、「先輩意識」なんてのも、「ノーブレス・オブリージュ」かもしれません。

自分の能力を謙遜したり、妙にバカ人間を気取ったりするのが美徳になっていたりもしますが、そういうところからなかなか生産性は出てこないように思います。「権利と義務はトレード・オフ」というのが、古からの人類の暗黙のルールですが、どうもそういう意識は日本人のそれに比べて、欧米人の方が強いように思います。

社会の構成員である以上、そこで与えられた地位に見合うだけの義務を果たさなくてはならないというのは、当たり前のことですがなかなか難しいことですね。そこにあるであろう義務が巨大に見え過ぎて、NEETな人達が社会に出渋っているということもあるかも知れませんし。

中学の時に部長先生のお話で聞いて以来、ずっと耳に残ってるのですが、慶應義塾の目的というものです。

慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり

ノーブレス・オブリージュ、それすなわち気品の泉源、智徳の模範たらんこと、です。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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(2012-10-5)
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