元も子もない
物語は好きなので、
文章をああでもないこうでもないと、
あれこれこねくり回すのが好きである。
この間、後輩に「良い意味で悪食」と言われた。
さもありなん。
論理的に話を組み立てていくのは楽しい。
でもやりたいことは、
散々色々言っておいて、
最後に元も子もないことを言う、
言わば卓袱台返しなのである。
解を提示するための文章を書いている気はさらさらなくて、
問いかけなのか、呼びかけなのか、わからないけれども、
「まあでもそんなもんだよなあ」とか、
「まあでもそんなんなるよなあ」とか、
そういう妙な納得性が落とし所なのだと思う。
論理的に正しい、というところを目指すのではなくて、
論理的に嫌いじゃない、というところを目指すというか。
なんせ、僕が書くことに対して持っている使命感て、
「書き続けること」だけですから。
元も子もない結論で締めくくった方が、
次を書き始めやすい、ということです。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)