リテラシー
最近、技術に驚かされる日々が続いてます。技術そのものもスゴイですが、それをハンドルしている人達がいるということがスゴイ。「リテラシー」の本来的な意味は識字力ですが、「技術をハンドルする力」と考えてもいいのではないでしょうかね。
例えば、お茶を飲むということについても、茶の栽培法、茶器のあつらえ、飲むときの作法なんてところで、技術革新とその受け手があるわけですよね。それが茶道という文化になっていて、今も発達し続けている。ITなんかの技術革新に比べると、茶道の技術革新なんて鈍牛のようなものかも知れませんが(先入観ですが)、その背景には脈々と続くお茶リテラシーの発達の歴史があるわけです。
縄文人や弥生人と言った人類の区分もハンドルできる技術で分類されているわけで、究極的なところではリテラシーの発達が、人類の進化じゃないかと思いました。新たな生産活動を助長するのがリテラシーなわけですし。
1000年後、パソコンやインターネットを手にした現人類が、旧人類とは違った呼称になっている、なんてこともあるかも知れませんね。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)