2009/7/28

いかにネットと向き合うか – 離脱率を考える

ああ面白いなあと思ったのですが、スクール系のクライアントで「ここ2~3ヶ月入会数が増えているんですよ!」とご連絡をいただきまして、それはそれは嬉しいなあと思ったのですが、「で何で増えたんですかね?」と問われたのですが、言葉に窮してしまいまして。

なーんでか。

リスティング広告とかも上限決めてやっているのですが、とは言え、この半年ほどWEBサイトのアクセス数は基本的に横這い。検索エンジンでの表示ランキングが上がって来たのなら、WEBサイトのアクセス数も上がってくるはずだから、どうもそう言うことでもなさそうだ。確かにコースの料金改定はあったのですが、とは言え、それだけでって言うのも理由として納得しづらい部分があって、ちょっと色々お話ししたところ面白いことがわかりました。

入会の多くがWEBサイトをファーストコンタクトとして入会してきているんだそうです。でもブログは更新してもらっているにしても、他に特別にコンテンツ拡充したわけでもないのです。

でよくよくお話を聞いてみますと、実は色々やっている。看板広告をちょっと味付けしたり、入口を綺麗にしたり、ショーウインドウ的なところに家で使っていたポータブルDVDセットして映像を流すようにしたり、体験プログラムで一人一人を見れるインストラクターの数を増やしたりしたんだそうです。

どうもその辺り、今回スゴイ影響しているのではないかと思いました。

WEBサイトの離脱率って言うのと同じように、実際の入会に至るまでにも、当然、離脱率ってのがあるわけですよね。体験入会などで来てくれた人が、本当に入会するかという。そういうところを、できる範囲でしっかりやってみた結果がどうやら数字に表れて来たんじゃないかと思います。

ようは、どれだけ仕事を丁寧にやっているか、ということが伝わった結果なのではないかと思います。勿論、ボーナス時期、とかいうことも影響しているのかも知れないですけど。

泥臭過ぎず、カッコつけ過ぎず、まずできるところからやってみる、丁寧に、ということは、こういう不況下にあって重要なのだなと改めて感じました。きっと、ビジネスのみならず教育でも政治でも、そういうことが本質的に問われるのだと思うし、ジャブジャブ広告したモノ勝ちにならないというのは、消費社会の在り方としても望ましい方向性なのではないかと。

WEB、WEB、と言っていても、結局WEBで見せられるものには限界があって、その上もっと大きいと思うのは、WEBで見せてないものも実際には見えちゃうわけで、クライアントのビジネスを「丁寧化」するビジネスとかあってもいいのかも知れないなと思いました。というか、僕が目指しているところは、そういうところかも知れない。

そう言えば、「楽天市場に有力ブランド 家電やパソコン、老舗菓子店など インターネット-最新ニュース:IT-PLUS」という記事が気になりました。あのマキシムドパリも楽天市場に出店したと。そういう世相ではあるのでしょうが、何となくネットにだけ注力しちゃうのも、まずいんでないかなあと思ったりしています。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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