2009/7/22

書き溜めることは積み立てられる財産だ

ここ2日間ほど、思うところがありまして、夜な夜なkosukekato.com本を読み返しておりました。kosukekato.com本というのは、僕が現在のkosukekato.comのColumnカテゴリ(旧kosukekato.comの内容)を自費製本したものでして、何かの記念じゃないけれど、読んでもらいたい人に読んでもらうために、簡易パッケージにしたものです。

Vol.1はクライアントや恩師、お世話になった人や仲間たちにもお配りしたのですが、Vol.2は予算の関係もありまして祖父母に渡すに留めました。で、Vol.1とVol.2、手元にあるわけですが、これはやっぱり意味があるなと思えることで、ずっとPCに向かいながら読むというのも億劫ですし、かと言ってベッドでiPhoneでというのもなんですし、やっぱりい本がいいんだなあと思いました。

ここ4年くらい書き溜めたもので、僕の短い人生を思い返しても、この4年ほどひたすらに書き続けている期間というのはないわけで、良い習慣を身につけたと思っています。常日頃から胸に秘めているものもあれば、ポッと思いつきで書き殴ったものもあり、内容もボリュームも様々ですが、時として、そういう僕から湧き出たモゴモゴとした塊を、俯瞰して洗い直して再確認するという作業は、これからを考える上でもきっと有意義だと思います。

Twitterみたいな情報がただひたすら流れていく、そういうコミュニケーションがメインになって来た、面白くなって来た、というようなことを、以前、「ツールがメディアを超える日 = 私的Twitter論」や「Social Beingについて考える – 脱メディア思考のススメ」などで書いていますが、それとはまた別に、まとまったボリュームを、絞ったテーマで、というような作業の重要性も感じます。

僕はあまりkosukekato.comがメディアとしてのプレゼンスを持つことを望んでいなくて(まあ、望んでも難しいでしょうが、私事書いてばっかりですし)、むしろ、自分というコンテンツのアーカイブとして機能すればいいんだろうなと思っています。

考えてみれば、死ぬまでに、とした時に、どれほどのお金を土地を残せるかなんてわかりませんし、大したこともないでしょうが、少なくともここに書き溜めていることは、お墓まで持って行ける財産だな、と思いました。まだ独身ですし子供がいるわけでもないですが、子々孫々に残せることが今から約束できる財産って、正直、書き溜めているモゴモゴしかないと思うわけです。

今から積み立てておけば、老後に年金のように楽しめるかも知れませんし、何か違うパッケージとしての価値が出てくるかも知れません。今年の目標は「To Be Classic」と年賀状にも書いたくらいですが、一番それに真っ直ぐ向かって走っているのは、僕が今やっているいくつかのうちでは、kosukekato.comなのではないかと思います。

文筆家でもライターでもジャーナリストでも、書くことで直接的に稼いでいるわけでもないですが、ただ懐かしいと思うだけじゃなくて、後世に確実に残せる財産足り得るという意味で、書き溜めることには意味がある。メディアとしての権威の獲得より、僕にとって大事な大義名分だと思います。

というわけで、今日も書いています。Columnはホント、人が唸るようなものを書けるようにいたいものです。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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