2005/6/29

付加価値を担保する価値

付加価値に特化した事業はいずれ失敗する

何を言ってるかというと、「既存のものに何かを加えただけでビジネスを行うと失敗する」ということです。要は、最近安易に展開されつつある付加価値追加型ビジネスに疑問を持っているということです。

その理由は以下の3つです。
†付加価値追加はいたちごっこ。
†最終的にはパイオニアもしくは最大勢力が勝つ
†累損を解消するまで事業がもたない

後輩が熱心に考えているので、僕も考えてみました。とは言っても同じベクトルで考えてみても味気ないので、ちょっと捻くれてみます。

多分ここで言っているのは、「付加価値」というより「付加機能」のことだと思います。付加機能は機能を追加すれば付加機能ですが、付加価値はお客さんに価値として認められなければ付加価値ではありません。

思うに「付加価値」というものに、技術的なコア、ノウハウ的なコアが内包されているかが問題なのではないかと思いました。アイデア、既存のものの組み合わせだけじゃ、多分駄目なんですよね。付加価値を担保する価値というのがあるんじゃないでしょうか。デザイン・スキルとか、営業ネットワークとか、開発基盤とか。

iPodの裏の鏡面仕上げは日本の業者さんがやっており、その業者さんにしかできないそうですが(確かネタ元はWBS)、Appleと業者を結びつけたコーディネーターがいるわけですよね。「機能」を「価値」に結びつけるための「アイデア」は、やっぱり必要なんだと思います。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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