2007/12/28

30分お付き合いいただければ

良くも悪くもkosukekato.comというのは僕の思索の渦をつらつらと書き溜めたもので、なかなか取っ付き辛いコンテンツではないかと思っています。アクセス数もEUREKAに比べれば大分少ないですし、内容的にもあまりキャッチーとは言えず、どちらかというと朴訥と思いのままに綴る場ということになりましょう。

個人差あると思いますが、「顔合わせ」はリアル世界では30分あれば足りますね。ですがネットの世界では1つのサイトに30分かけるということは、よっぽどのことがないと有り得ないのだと思います。大抵、3分くらいで次のアクションに移ってしまいますよね。僕もそうです。ソーシャルブックマークとかRSSリーダーに足跡は残しておくにしても、あまり1箇所で長い時間を過ごすことはない。

ただこのサイトの場合、稀に熟読いただきご連絡をいただく場合があります。内容は色々ですが、ブログを読んで連絡をしてみるというのは、コミュニケーションのハードルとしては決して低くないものだと思います。なまじ僕の精神世界が一番色濃く反映されたサイトだからこそ、そういう接点は大切にしたい。

内容的に分量的に、このサイトを通じてどんな人にもご理解を得ようというのは物理的に無理でしょう。初めて訪れた人は1つの記事を読み切るだけで結構疲れてしまうのではないか、と書いている僕自身も思います。でも多分1つの記事を読んで理解してもらえるほど、僕の言葉の錬度もまだ高くない。

ですから100人に1人か、1000人に1人か、わかりませんが、1ページ6分かけたとして、5記事、30分ほどお付き合いいただければ、とりあえず、好きか嫌いか良いか悪いか正しいか間違ってるかという、加藤康祐に対する判断を下せる材料を揃えられることを目標にしようと思いました。

このサイトは何か大きな使命感を以って書かれているという類のものではありません。「日本を変えたい」とか「ゴミを減らしたい」とか大義名分がありません。言わば、極めて私的な、日々沸き立つ興味と衝動を燃料に、道なき道を突っ走っているようなものです。僕自身、kosukekato.comに明確な目標なんて設定できてません。Welcome Aboardでも書きましたが旅なんですね、これは。目的地も終わりも決められていない。ただブログという形態で世の人に見える形で書いてある以上、この旅にお付き合いいただける人は増やしていきたいと思ってやっています。

ですから、30分お付き合いいただければ、白か黒か明確に判断できるようなサイトにすることを、ある種目標というかポリシーとして書いていければいいなと思います。EUREKAは2000記事を超えており、これからも膨張していくものと思いますが、kosukekato.comは記事数はそれほど多くなくても、リアルで僕と知り合うのに一番近いトーン&マナーで文章を書けるように注意して進めていこうと思います。

すごい抽象化された基準なので、「言うは易し、行うは難し」だろうとも思いますが、「こういう人に読んでもらいたい」という書き方よりは、「30分で加藤康祐への判断を下せる材料を揃える」というハードル設定の方が、価値尺度をはっきり持てますし、逆に門戸を広く持てるのかなあとも思いますし、普段仕事でやっているライティングにも実は近いです。

「驕ることなく、媚びることなく」というフレーズが好きなのですが、決定権は読者の方にお任せして、ただ最低限の約束として30分お付き合いいただければその人なりに判断が下せます、というのがこのサイトにはちょうどいい力加減の約束なのだろうと思います。

来年も少しずつ少しずつ皆様との接点を広げていければと思います。どうぞ良い年をお迎えください。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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