2008/7/1

最近の文庫コーナーってちょっと

本屋に行きますと漫画コーナー、雑誌コーナー、文庫コーナーと回る加藤です。別にこれは文庫コーナーがプライオリティが低いよというわけではなくて、漫画は新刊が出たかチェックするだけ、雑誌は興味のある特集が組まれているか目を通して、文庫コーナーに入り浸るため、自ずと滞在時間の不確定な文庫コーナーを一番後回しにしているわけです。

ところで、最近愛すべき文庫棚が何となく醜悪になってきているな、という感じがします。理由は俳優や女優を起用したものや、漫画家のイラストを装丁に使ったものが増えているから、それも名作に限って!マーケティング的には正解なのでしょうけど、本屋というのはそれぞれの書棚に然るべき温度があるはずなのです。このコーナーはこれくらいの温度という。まさに書棚の温暖化現象。

本単体で見ると面白いんですけど、書棚としてみると醜悪で、ちょっと嫌悪感すら抱きます。時代観に沿わした結果、なのかも知れませんけど、でも何か似つかわしくない突飛な感じがして、早々に文庫コーナーを立ち去りたくなってしまいます。これじゃあ、ますますAmazonで買うなあ。荒木飛呂彦氏に『伊豆の踊り子』の表紙を描かせるとか、それ単体では成立しているとは思うのですけど、全体観として嫌だ。

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