2007/6/26

「かぎかっこ」の魔力

いつかしらか、僕は特にこのkosukekato.comを書く時に頻繁に「かぎかっこ」を使うようになりました。この「かぎかっこ」は文章を書く上において非常に便利です。無闇やたらに乱用するのは良くないのでしょうが、文脈に抑揚をつける上で重要な役割を果たします。元々、ここでは1つの記事が長いですから、「かぎかっこ」を使って冗長にならないように工夫しています。

具体的に「かぎかっこ」を下記のような目的で使っています。
・誰かの言を引用するとき
・「語」を強調したいとき
・「語」と「語」の対比を明確にしたいとき

誰かの言を引用するとき

誰かの言を引用する時に文章を「」で括るのはマナーですね。記事の一部などを引用するときにはblockquoteを利用しますが、1フレーズ、2フレーズで済む場合、また文章の流れを崩したくない時には「」を使います。引用文を「」で括ることによって、文章の中へ引用文が自然に組み込まれ、論旨を補強することができます。

語を強調したいとき

僕は頻繁に単語一文字の言葉を使います。「食」とか「知」とか「師」とかです。しかしながら、こうした言葉は一文字であるが故に、何となく文章の流れの中で印象が弱い、押し黙ってしまうという難点があります(リズムを出すのに一文字の言葉というのは有用なのですが)。ですから「」で括ることによって、もう少し曰くつきの何かに見せようと試みています。また強調にはボールド体を使ったり色文字にしたりという手段もありますが、「」で括った時にできる左右の空白は特にPCのモニターで見た時にその単語が浮き彫りのような効果が得られ、視認性も高いと思います。

「語」と「語」の対比を明確にしたいとき

僕はしばしば文章を繋げていく過程で「換言」をします。英語で言うところの「in other words」です。とどのつまりを繰り返し行うことで、多角的な意味づけをしようとします。そういう時に前後の文章で換言した語を「」で括ってやると、前後の文章の対比がより鮮明になり変化が明示的になります。文章を書き進めるということは言わば「連想ゲーム」ですので、前後の文章の繋がりを読者に対して示唆できる「」は、ある種言語学的に「ユーザフレンドリーなツール」ということもできるのではないでしょうか。

とは言え、乱用は禁物ですし、不適切なところに付けると、こいつセンスないなと思われかねませんから、できるだけ慎重を期して、しかし大胆に「」を活用していきたいと思います。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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