2006/7/20

Welcome Aboard

1995年頃、インターネットを触り始めました。当時、僕は高校進学と共にアメリカに渡り、初めて買ったApple Performa 6220(TVチューナー付!)で遊んでいました。インターネットと言っても、それは今のInternet ExplorerやFirefoxなど、ブラウザを使ってのWEBサイトの閲覧ではなく、「AOL(America Online)をしている」という感覚でした。AOLの専用ブラウザで、IM、Chat、それから今のWEBサイトにあたるようなAOLのコンテンツページにアクセスし、ネット越しのコミュニケーションを覚えました。

1998年からは大学生活が始まり、情報処理の授業で初めて個人サイトというものを作りました。フリーの素材集から取ってきた、金髪美女が煙草をふかしているイラストをメインビジュアルにした、黒地のフレームを使ったデザインだったと思います。友達の紹介や日記、掲示板、リンク集などがありました。

その冬頃、先輩の起こしたデザイン会社に参加します。WEBデザインが仕事になりました。最初は企業サイトやコンテンツサイトのメンテナンス作業が主な仕事でした。今のようにCMS(Contents Management System)などもあまり普及していませんでしたから、マクロやドロップレットなどで自動化された部分もあったものの、更新作業はほぼ手作業で、WEB制作における作業能率、作業効率というものをまず体で覚えました。

2000年を過ぎると、アメリカのシリコンバレーになぞらえて「ビットバレー」などと呼ばれていた渋谷のベンチャー企業群も、光通信株の暴落を皮切りに、徐々にネットバブルの崩壊へと向かいます。勿論、当時の企業でも楽天やサイバーエージェントなどと言った体力のあった企業は残っています。この頃の僕のWEBサイトの論考はその時代のルポタージュになっているように今では読めます。

2002年、大学を卒業する頃に「ブログ」が登場してきます。最初は初心者向けのWEBサイト構築ツールだと思っていましたが、コメント、トラックバックなどのインタラクティブ性の付与、CMSとしての使い勝手、CSSによるページ構成と、個人のWEBサイトを構築するツールとしての魅力がたくさんあり、HTMLベースの個人サイトをやめ、「ブログ」に移行したわけです。

それから4年ほどの付き合いになる「ブログ」。LUXURYを基点として、色々な試行錯誤をしてきました。LUXURYは複雑で煩雑で、それはそれで香港屋台やドンキホーテ的な楽しさはあると思うのですが、突っ込んだ論考をする「場」としては、シンプルさスマートさに欠けるなあと思っていました。

そんな流れで、僕の氏名を冠したサイト、「kosukekato.com」を新たな論考の場としてリリースしました。ちょうどインターネットの世界は、「WEB 2.0」が専門誌だけではなく一般のビジネス誌にも取り上げられ注目を浴びていますし、アメリカでは第二のネットバブルとなっていると聞いています。分野をインターネットに限って書いていくと、僕はきっと「インターネットオタク」になってしまうので、できるだけWEB 2.0だけに話題を絞らず(そこまでの専門性もないですし)、色々な話題を扱っていきたいと思っていますが、ただ以前の僕のWEBサイトが一時のネットバブルの情景描写となっているように、今の時代の情景描写をしっかりしていけるようなサイトにしていくつもりです。

Welcome Aboard。先日グラウンドを去った中田英寿氏が「人生とは旅であり、旅とは人生である」と書いていました。「人生」なんてそんな気の長い話のつもりはないですが、少し旅にでも出たつもりで、呼吸を穏やかに整えて、一言一句丁寧に選んで、目に映る事象と体が感じる時の流れを記録していきたいと思います。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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