2020/6/3

花を愛でる

タイトルそのままですが。そう言えば、20代の頃、まだあまり仕事がなく、デジタルカメラを買ってみた僕は、近所の花の写真ばかりを撮っていました(一番手軽に撮れるので)。花というのはちょっとした角度で全然表情が違って見えて(今思うと、料理も人物もそうなんだけれど)、あまり代わり映えのない写真ばかりを撮っていましたが、それなりに楽しんでいたように思います。当時は実家に住んでいたので、親が育てている花もたくさんあって、そういう意味では、花が好きな時期というのは過去にもあったな、と思い返します。

一人暮らしを始めてからは、特に花を飾るようなことはほぼなくて、ただ、花器になるようなやきものを少し集め始めました。最初は食器だけだったのだけれど、インテリアとして筒状のものやピッチャー、四角い瓶なんかが面白いと感じて、ただ花屋で花を買ったり、花を育てる習慣は身につかず、観葉植物で割と満足していたのかなという感じでしょうか。

ステイホームが長くなり、ふと花でも飾るか、と思ったのが今年のこと。FLOWERというアプリがAndroidに対応したことをきっかけに、花を取り寄せてみて、そうしたら今度はブーケを飾る小瓶がないなとなって物色をはじめ、そうすると案外スーパーの花屋で300円くらいで花買えるのだなとなったり、河川敷の野花は少しもらってもバチ当たらないかな、などなど、少しずつですが、生活の中に花を意識するようになって来ています。まだ道半ば。

花を活けるというのはなかなか奥が深いことのようで、華道的な世界もあるし、フラワーアレンジメント的な世界もあるし、花束になるような華やかなものから、じっくり育てる鉢植えから、野山に咲くようなか細い花まで色々あって、どういう系統に進みたい、みたいなのもまだあまりないのだけれど、よくよく考えると、亡くなった八王子の祖父は実家の車庫の2階を改造して温室にしてしまうくらいの花好きだったし、そんなに男が花かよ、ってなんなくても良いのかな、という気がしました。祖父ちゃんすげえやってたし、という。祖父が遺した花の鉢植えは今もまだ実家にたくさんあります。そう言えば、野菜の取り寄せをしているのですが、毎回の配送に季節の畑の観賞用の植物がおまけについて来て、最近それが結構楽しみだったりもします(今月は麦穂が届きました)。

ステイホームな間だけなことなのか、それなりにコーヒーとか、料理みたいな、日々の生活習慣の中に根ざすものになるのか、ちょっとまだわからないけれど、花の名前もよくわからないし、活け方のいろはも知らないし、まっさらな状態にして興味がある、という意味では、伸びしろある趣味になり得るのかなあ、という気もしています。

なんかでも、デジタルなものを常日頃扱っていると、有機的というか、無造作というか、自然が作る造形が美しい、と感じる気持ちって、やっぱり、コントラストとしてありますよね。そういう意味でも良いのだろうなという気がする。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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