2020/4/5

フリーランスのBCP – 「もしも」を想定する

そろそろ、体調を崩して2年が経ちます。一つ、2年前の体調悪化で学びがあったなと思うのは、綺麗に仕事を閉じられなかったということでした。統合失調症の急性期というのが、本人がもうなにがなんだかよくわからなくなってしまっている状態なので、なかなか綺麗にというわけにもいかなかった、というのが現実だったのですが、一方で、当時、ETにはBCP(事業継続計画)がなかったな、って気もするんですね。危機に対して、どう対応して、どう事業を継続していくかということ。

それで、目下、コロナなんですが。最初はコロナに感染しないように人に伝染さないようにするということや、社会の変化の中で仕事をどういう風に継続していくのかということを考えたりしていましたが、東京でも感染者数が増えるにつれ、「ああ、自分が患者になった時に、仕事どうするか」ということを考えておいた方が良いな、と思いました。現在でも、ほとんど打ち合わせはリモートになって、久しく八王子から出ない生活しているんですが、そういうのってどちらかというと予防の観点のことで、患者になった時の対処、ということを考えておかないとなと。

大原則は「休む時は休む」

2年前は、自分が体調悪くて休まなければならない、というコミュニケーションをきちんとクライアントとできなくて、結果、逆にそのことが混乱を生み、大きな問題になってしまいました。今回は感染したら、療養しないとだし、人に伝染してもいけないし、入院かホテル隔離か自宅療養かわからないですけど、休まなければいけない状況になったら、それこそ「躊躇なく」休む、ということだろうと思います。これが大原則かなと。

アクティブなクライアントへの連絡は必要

それと療養する場合は数週間になると思うので、アクティブなクライアントには当面の仕事が滞ること連絡せねばと思います。少し考えたのですが、休む時はコロナウイルスへの感染である場合、そのことを明示的に伝えた方が、このご時世、仕事に関してスムーズなように思いました。クライアントもそういうことが伝わっていた方が対応を考えやすくなるのではないかと思うし、会社に休むと伝えて誰かが穴を埋めてくれる、みたいな用意にはなっていないので、共有しないことが弊害を生む、ということの方が大きいように感じました。

一人で仕事をしていくことと病気

これはなんかずっとキャリアを終えるまでフリーランスでいる限り一つのテーマだとも言えると思うのですが、危機対応、特に病気、ということについては、どうしていくべきか、考え続けていかないといけないんだろうなという気がします。持病のことがあったり、今回のような感染症の流行があったり。ET時代、最後に体調を崩した以外、大病を患うことがなかったのが逆に言うと奇跡だとも言えるのだけれど、仕事が順調でも病気一発で瓦解してしまうの痛感したし、今回は仮に体調を崩したとしても、セーフランディングというか、危機対応の成功体験になるようにしたいなとも思います。そういう、体調を崩しながらもうまいことやれた、ちゃんと捌けた、きちんと対応できた、みたいな経験が、僕に、まだない。

まとめ

翻って、体が資本だし、健康第一だなあと思うのですが、なかなかある意味では際どい働き方をしているので、今、進行している仕事の様子も鑑みながら、準備していかないといけないなと思います。そんな意識を改めて持ちました。仕事をその後も続けていくためには、きちんとこの辺、整理して対応できないといかんのだろうなと思うのですよね。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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