2019/7/22

コエールに行って来た

週末、コエールに行って来ました。ざっくり言うと、社会的養護を経験した当事者のスピーチ、ソーシャルアクションを起こしている社会起業家のプレゼン、社会の子育てを考える有識者のパネルディスカッション、というような3部構成で、3時間弱、親を頼れない子どもをめぐる状況と社会のあり方について、問いかけられ、考えさせられる時間になりました。

前身のカナエールに関しては実行委員として関わっており、新規プロジェクトにあたっては、自分がやらないととか、自分が何とかしないと、という思い込みが強い時期もあったのですが、まあ蓋を開けてみれば「できることをできる範囲で」という感じで関わることになり、当日は観客席で聴衆の一人として話を聞くことができ、なんか僕自身スタートラインに戻って来たのかな、という感じもしました。

当事者活動について

今回、開催にあたっては福祉現場からの危惧も大きかったようで、開催に賛否があったようですが、「世の中おかしい」「社会変えたい」というメッセージを建設的に訴えていきたい、という当事者がいる時に、これを伝える仕事、ないし、これを伝える場、時間というのは必要なのだろうな、という風に思いました。SNSを使うとか、マスメディアの取材に応えるとか、独自に当事者活動を行うとかあるけれど、安全性に配慮しつつ、問題提起をし、人に行動を促すという意味で、啓蒙啓発プロジェクトとしてのコエールが開催されたことには意味があったように思います。

社会資源のハブとして

例えば、企業とか、福祉や教育の現場とか、子どもたちとか、社会人ボランティアとか、一般の人たちとか、コエールというイベントに向けて様々なステイクホルダーが時間やお金などのリソースと、思いや情熱を割けることは、社会の異なったレイヤーを繋ぐハブとして価値があるのではないかなと思います。まだサイズ感として、1億3千万人に届くような話じゃないし、社会を大きく変えるような影響力があるわけではないけれども、当事者の声を軸として、コエールというプロジェクトがハブとなり、社会に変化を、人に行動を促していく、ということができていけると良いのではないかな。

社会を変える

とは言え、1日のスピーチイベントと、社会を変えるということ、ここってなかなか直線接続されないと思うのですよね。ただ今回、1回目が行われて、改めて、当事者の声に耳を傾けることの重要性や、そのメッセージの力強さがわかって、また、より鮮明に当事者の社会をより良くしたいという思いが打ち出されて、ここを基点にどういった枝葉を伸ばしていくか、というのがこれからの課題なのかな、という気がします。まず形になったから、ここからより良くしていければ良いのだろうと思います。

まとめ

新プロジェクトの初回、良い1日を終えられて、関わった皆さんにお疲れ様でした、という気持ちです。個人的にも関われて良かったなあと思います。若ものの世の中良くしたい、というメッセージは清々しいものでした。

親ありき日本をこえる、ということは、社会がこれまでの枠組みに縛られず、しなやかさを身に着けていく、ということかも知れません。

自分自身が社会のしなやかさのピースの一つになっていく、そういうことなのかな。そんなことをイメージしながら、これからできることをまた少しずつ進めていきたいなあと思いました。

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