2019/6/11

社会貢献のポートフォリオ – 自分を社会問題に”Keep in Touch”にする方法

そう言えば、最近、こんなサービスがリリースになったそうです。寄付をするにも、なかなか寄付先を選べない人のためのポートフォリオ寄付というもの。

ポートフォリオ寄付は社会の透明化された存在に光を当てられるか | UNLEASH

寄付文化の醸成というのは、特に東日本大震災に代表されるような自然災害の時に、インターネットでの簡便な寄付の仕組みの普及とあいまって広まって来ました。一方で、社会に定常的にある、社会問題への寄付、なかなか一般化していないかもな、という感じもします。僕は何となく社会的養護のことや防災のことを仕事やボランティアを通じてやってきた一方、あまり寄付とかはしてなかったのですが、プロジェクトが終わって、自分が体調を崩したりしたこともあり、カジュアルな社会貢献の手段として、少額の継続寄付を利用するようになりました。

soar

Webサイトでの情報発信を中心に、様々な人たちのインタビューを通じて、社会の多様性に気づかせてくれるメディアです。Webサイトだけでなく、何度かイベントにも参加させてもらって、勉強になりました。サポーター向けにメールやコミュニティもあり、なかなか部外者がアンテナを立てづらい、福祉や社会保障の領域で、鮮度の高い情報をキャッチできるという意味でも、サポーターやってて良いなと思います。Webサイトのリニューアルが控えているそうで、クラウドファンディング、僕も少し応援させてもらいましたが、さまざまなことへ社会の理解が一層進むことはとても大事なことだと思っていて、この活動、長く続いていくと良いなあと思って眺めています。

soar(ソア)|人の持つ可能性が広がる瞬間を伝えていくメディアプロジェクト

PIECES

soarのイベントで代表の小澤さんが児童精神科医というのを知って興味を持ちました。先日もハートネットTVで児童精神医療について取り上げられていましたが、僕も疾病を抱える若い子と話すような機会もこれまでにあり、昨今の子どもをめぐる問題には、精神科医療の視点が切り離せないのではないかなあという風に思っています。取り組み自体が、児童精神医療というわけではなく、社会的養護の子どもたちのサポートをしている団体ですが、医療と福祉、あと地域か、が密になっていかないとなかなか社会的養護のサポートは難しい気がしていて、応援することにしました。

認定NPO法人PIECES(ピーシーズ)

Bridge for Smile

Bridge for Smileでは6年くらいか、仕事やボランティアでカナエールやNPO本体のWebやプロモーションの手伝いをしていましたが、今は仕事で関わる形で「コエール」というプロジェクトのランディングページの作成と管理をしています。僕が関わっていたカナエールの後継にあたるプロジェクトではありますが、新しいプロジェクト、1年目のプロジェクトです。7月に社会的養護の当事者によるスピーチイベントが開催され、現在チケット販売中です。

Coyell コエール | 親ありき日本をこえる

まとめ

というわけで、3つほど並べてみましたが、ちょっと手が回らないなあ、という今みたいな時期に、あ、寄付でサポートでいいや、とりあえず、という選択肢があったのは、自分がこれまでにやって来たことから手を離さなかったり、世の中の動きや現場の声から頭を離さないためにも、良いことなのではないかなあと感じます。サポーターとしてコミュニティに関わることで、触れる情報というのもありますし、社会問題に自分を”Keep in Touch”にしておく、という意味でのカジュアルな方法があって良かったなあと。

寄付というのは集める側からすると、資金を集めるだけでなく、社会問題にコミットする人を増やす、巻き込む、意味でも大事な取り組みだと思っていて、ネット・マーケティングみたいなこととも親和性が高いのだけれど、ゆるやかに僕の社会貢献のポートフォリオも、1つの大きなプロジェクトのサポートから、いくつかのプロジェクトの緩やかなサポートにシフトして来たのかな、という気はして、これはこれで今の自分には良い状態なのかな、という気もします。

世の中にはただただ生きていくだけでなく(これはこれで大変だが)、育児があったり、介護があったり、スポーツするにも運営があるし、地域コミュニティも大事だし、色々やらねばならぬことがあって、結局、個々人のリソースマネージメントなのかな、という気もするのだけれど、ライフステージの状況鑑みながら、関わり続けていく方策があると良いのだろうなあという気がしますね。

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