2018/1/27

話して考える、話して作る、話して生み出す – A++

「話す」ということ、日常的にすることですよね。仕事、20年ほどやって来て、仕事の最大の武器は話すこと、って改めて思うんです。何を話すか、誰と話すか、どこで話すか、いつ話すか、なぜ話すか、どうやって話すか、話すことの5W1Hってあって、話すことで考えたり、話すことで作ったりできる。

AとBが意見をやり取りする交換する、というのではなく、AがA+になり、A+がA++となる。このブログのタイトルを最近、Life is Prototypingとましたが、話すことこそ、一番簡単なPrototypingなんじゃないかなあと思います。肯定しながら、否定しながら、お互いの間にあるものを形作っていく。

例えば、結婚式の話(独身が何を言う、という話ですがw)。たまあに仲間に結婚式の準備がああでこうでようは大変だったという話を聞きます。どういう結婚式にするのか、まだ見ぬものを想像して、たくさんの意思決定をしながら、これはこうした方が良いんじゃないか、これはあなたの役割だ、ここはこういう工夫がいるんじゃないか、専門家に都度ファシリテーションを委ねながら、対話の中で形作られていく。多分、Prototypingをたくさんしながら完成していくんだろうと思うんですよね。

AとBがずっと対立構造だとこういうことはできなくて(ないし、うまくいかなくて)、AがA+になり、A+がA++になる、ということをやっていかないといけない。同じように、日々の人との対話でも、仕事のやり取りでも、できるかどうか、ということが大事なんじゃないかなあと思います。

良いものにしよう、良いものを作ろうという、想い。

考えて、作って、そして、生み出す。よく打ち合わせをやった結果のアウトプットが何になるのかということを、打ち合わせの最初にゴールとして設定することがあります。こうすると議論もそこに収斂されてうまくいく、というわけですが、この生産的な(或いは創造的な)ゴールを見定めて話す、っていうのが大事なんじゃないかなあと思うんですよね。

まあだから、美味しいものの話をただするという場合と、この人を次美味しいもの食べに連れていきたいな、というのとでは、そこで行われる会話の生産性は変わってくる、というような。やましさ大事なんだと思うんですw。

そうやって、色々なコミュニケーションが、考えて、作って、何かを生み出すことに向かうと良くて、往々にして誰かがモノを会議に持ち込むと、それの批評やともすれば批判に終止しがちだけど、予めアウトプットを見定めていれば、皆、AをA+にする、A+をA++にする、そういうことに頭を使うようになる。「生産性の高い話」ができるかどうかというのは、大きなクリエイティビティです。

それは例えば人が生きる相談に乗る時もそう。あれがダメ、これがダメではなく、きちんとその人の力をA+にし、A++にするような話ができるかどうか。人の可能性を伸長する、そういうことのためにコミュニケーションはある、ということを思います。

こうなったらもっと良くなるんじゃないか、こういうことができるんじゃないか、まだまだより良くすることがあるんじゃないか、人への期待こそ、人が相手に見ている可能性で、それを伸長するような話ができるかどうか。話すことは人の可能性を伸長するんだろうと思うんですよね。

まあだから、それで次が美味しいお店じゃないと、せっかく期待膨らませたのに裏切る結果になるわけなんだけれど、そこはだから美味しいお店じゃないとまずいというw。そういうことかなあって思うんですよね。

サービスを設計する時もそう。次により良いサービスが生まれてくるように。

プロジェクトを設計する時もそう。次により良いプロジェクトが生まれてくるように。

そのために1つ1つの対話で、話して考えて、話して作る、話して生み出す。

それが世の可能性を伸長する方法だと思います。

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