2018/1/4

アメリカ、スウェーデン、日本 – ロボットとAIと福祉

昨日、@yukari77 が面白い記事を紹介していました。

While U.S. Workers Fear Automation, Swedish Employees Welcome It – MIT Technology Review

アメリカでは2/3の人たちが社会のオートメーション化を恐れているのに対して、スウェーデンではロボットやAIの社会への導入を80%の人がポジティブに捉えてるとあります(まあ、ざっくりとした統計だろうけど)。収入の60%が税金となり、その分、無料のヘルスケアや教育や再雇用のプログラムが充実しているスウェーデン。ああ、福祉先進国って、ロボットやAIと親和性高いんだなあ、となんか納得しました。

そう言えば、AIの台頭の文脈で、ベーシック・インカムも話題になりましたよね。あれも、福祉施策だ。生活保護のように、困っている人を選別して、パッチを当てよう、ということではなく、最低限の収入を保障してしまおうという考え方。ビジネスとか、ワークスタイルということより、AIの影響は突き詰めると福祉に行き着くのかも知れないですね。

ベーシックインカムはAI失業時代の救世主か | 政策 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

先端テクノロジーが社会システムに大きく影響を及ぼす時代、そのメインフィールドって実は福祉なのかも知れないなあと。なんか年金もらえるかどうか、みたいな話がせせこましく感じるような話な気も(いや、まあ、年金は欲しいんですが)。。。

当然、税金が60%になることも、ベーシック・インカムの導入もビッグチェンジです。住宅ローン払えないよとか、財源どうするんだとか、当然のようにある。ただそこまでの大きな変化がもし起きるのであれば、住宅ローンも財源も変わらざるを得ないんだろうなあと。社会の仕組みや、価値観や、行動規範や、常識が変わらざるを得ないんだろうなあと。

個人的にどう思うかということですが。それはそれで面白いんじゃないかと思います。37年間、ある一定のルールの中で生きて来て、20年ほど、社会で仕事をして来ましたが、人生のうちに根本からルールが変わって、生き方や働き方の変化を促されること、あっても良いのではないかなあと思うんですよね。それはそれで楽しそうというか。ルールが変わったら、新しいルールの中で楽しくやれれば良いなー、という。人生の1/3くらい、これまでと全然違うルールの中で生きる、それはそれでありじゃないかなって気もします。

日本どうなるんでしょう。先の記事を参照するのであれば、アメリカとスウェーデンを両極に取ると日本はその振れ幅の中におさまる気もする。一方で、僕、AIとかロボットとかと日本社会が親和性低いなあと感じるのは、この国、なんだかんだ言ってあらゆることに属人性が高い、という点ではないかなあと思うのですよね。それが日本の一番良いところとも言えるけれども。ここにアメリカ的な単純労働が奪われる以外の抵抗がありそう。ITで日本がコストカットできなかった、ってことと同じことがありそうな気がします。

色々、脱線しましたが、経済と福祉がこれまで以上に密接に結びつく時代、になってくるのかも知れないですね。日本型、って生まれ得るのだろうか。

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