2018/1/3

2018年、どんな年になるだろう、予測

たまにはこういう記事も書こうかなあというやつですが。2018年のホットトピックどんなことかなあ、ってちょっと考えてみようと思い。ノンジャンルで思いつくままに書いてみようと思います。当たるかな、さてはて。

開発から活用へ、AIアシスタント、その後

猫も杓子もAIだった感もある昨年ですが、スマートスピーカー、AmazonとGoogleという2強から日本市場にも投入されたこともあり、コンシューマー向けにもググっと身近になりました(前からスマホにSiriとかGoogle Assistantとかいましたけどね)。IBMのWatsonもAPIが利用しやすくなったり、AmazonはAlexa for Businessということを標榜しています。Adobeもクリエイター向けのAdobe SenseiというAIを自社のツール群で活用できるようにしています。身近なところでは、例えばメガネのJ!NSがJ!NS BRAINというメガネのマッチ度評価をアプリとして提供したりしてるの、こないだメガネ買い換える時に気付いてびっくり。話題のメルカリもCASHに近い質屋アプリのメルカリNOWで画像認識とAI活用で査定の自動化やってるんだろうと思います。

だからまあ、ホントAIの開発そのものというよりは、AIを活用して何をするか、そういうAI Integration的な部分にシフトして来る気がしていて、ここに世の中の色々なプレイヤーがどういう風に関与していくかってことかなあと思います。ぶっちゃけ、ユニークな企業に、「御社はこういう風にAIを活用したらどうですか?」ってアイデアは割と簡単に出せそうじゃないですか。なんかそれなりに思いつきそう。だから後はコスト感とスピード感と実効力のような気がして、既存クライアントへの営業チャネルを持っていると思うと、システム・インテグレータとかにとっては新しいフロンティアなのかも知れないなあと。「御社もAI導入しましょう」、ってとりあえず話聞いてもらえそうじゃないですか、なんか。そういうのがどんどん世に出ていく年になるんじゃないかなあと思いました。

解体と構築、働き方改革、その後

電通のニュース然り、働き方改革、という言葉を大分聞くようになりましたが。例えば大手広告代理店勤務の人が定時に退社するとしても、外部で依頼を受ける会社はそこから翌日までの作業を依頼されるような構造もあるわけで(最近はどうか知らないけれど)、基本的にはまずこれまでの働き方の解体が進まなければいけないんだと思うんですよね。その上で、新しい働き方の構築があるのかなあと。簡単に言うと、Scrap & Buildなんだろうと思います。これはやらないようにしよう、あれはやらないようにしよう、というルールが出て来て、これまでの無理が解体された後に、こうやればもっと良くなる、こうすればもっとできる、みたいな話になるのかなと。やはり仕事の質自体が変化していかざるを得ないだろうなという気がしています。

システム的にどこかに負荷が集中する構造を慣習で容認していた部分、そこにパッチを当てるだけではなく、最終的にはシステムの再構築がなされないといけないのだろうという。小泉さんが郵政改革の時に「痛み」って言葉を使ってたけど、そういうものが色々なところに発生する気はしていて、ただ、これはなんか総力戦で世の中改善してった方が良いことのような気がしますね。今日読んだTELUSの記事も面白かったのですが、ポーズじゃなくて、実態を以て改善に向かうには、先鞭を切っている企業が、どれだけ世の中巻き込んでいけるかかなあと思います。

5割の社員がオフィスにこない 「働き方満足度No.1」企業 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

教育無償化へ向かう道、子どもの貧困、その後

これもなかなか難しいところだと思うんですが。ここ数年、子どもの貧困が問題視されていて、教育格差が経済格差に直結していて、結果、ドロップアウトや生き辛さを産んでいる、という時に、教育の無償化っていうのは、やはり1つ大きな解決策の提示なんだろうなって思います。ただ、これ高度な政治マターな気がするので、実際どうだかわからない。一方で、昨年面白いと思った取り組みにスタディクーポン・イニシアティブという取り組みがあって、これはお金がないのが理由で塾に通えない子どもにクーポンを配布するファンディングの取り組み。おそらくこういう今まで動いていたもので、より加速させた方が良い局所的に実効力を発揮できるもの、ってあって、教育格差って分解すると「能力」と「機会」に切り分けられるけれど、特に機会を増やす取り組みは、今後も推進されてった方が良いのではないかなあと思っています。

その上で、機会の提供だけで埋まらないもの、ってもしかするとあるかも知れなくて、なんか単純な話だけど、若い子には自分たちよりすごくなって欲しくて、そのために今の時代から還元できるリソースは何か、みたいなことを考えていかないといけないんじゃないかなあと思います。最終的な解決策、教育無償化にならないならそれはそれで良くて、まあでも解決されるべき問題、ということは確かかなと。賛成か反対か、じゃなくて、どうすれば解決できるかってことに国民が頭働かせられれば良いですね。

まとめ

ということで気になるトピック3つ挙げてみました。なんか他にも色々ありそうですが、一応、ビジネス、ワークスタイル、ソーシャル、の3つでトピック立てしています。他にも国際情勢と平和のこととか、ゆるやかな衰退のこととか、あとSNSのこととか、フリーランスのこととか、エネルギーのこととか、食料のこととか、気になることはあるなあと思いつつ、この3つの論点は今年自分の頭から切り離せないことなんじゃないかなあという気が。皆さんどうですかね。お気付きの通り、この3つ、去年からあるトピックです。

しかし、どんな年になるだろう、予測、どうしても社会に目を向けると問題の提示になりがちなんだけど、そういう問題解決の向こうに明るい未来もあるだろうということと、そういうこととは別に、単純に楽しそうとか、面白そうとか、びっくり、みたいなこともたくさん出て来ると良いなあと思っています。驚くようなテクノロジーとか、これまでにないクリエイティブとか、想像してなかった制度設計とか。紅白のPerfumeみたいなことですかね(見逃したんですが、ライゾマすごかったみたいですね)。

僕自身も色々やれれば良いなーと思います。楽しみな1年ではある。

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