2017/12/6

地域おこし+社会的養護 – 地域経済と地域福祉 – ブリッジフォースマイル佐賀の取り組み

先日、こんなニュースを目にしたのですが、ご存知でしょうか。

ふるさと納税:前橋市の「タイガーマスク運動支援」大賞に – 毎日新聞

ふるさと納税、大分認知も上がりましたが、それが児童養護施設や里親家庭から巣立つための支援金として活用されるというもの。実は昨年来、僕が関わっているブリッジフォースマイルでも佐賀で事業を展開しており、ふるさと納税を通じて、支援を集める取り組みをしています。

ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 「ブリッジフォースマイル」の検索結果

僕が実行委員として関わっていたカナエールでも、よく今後の課題として挙げられていたのが、「地域間格差」でした。進学と同じく、東京というのは、やはりリソースが集中しやすい。なかなか地方に支援が向くのが難しかったり、子どもたちの社会に出ることへの前向きな選択が生まれづらい、という実情があると聞いています。

佐々木元康さん、2015年のカナエールにエンパワメンバーとして(プログラムで子どもたちをサポートする社会人ボランティア)プロジェクトに参加していて、現在は地元の佐賀、有田にUターンして、地域おこし協力隊として有田のまちづくりに取り組んでいるのと並行して、昨年立ち上がったブリッジフォースマイル佐賀の事業スタッフとして活動しています。

この人の仕事、可能性がある。

地域に新しい経済を作ること、地域に新しい福祉を作ること、攻めと守り、両方大事という時に、佐々木さんの今の仕事の抱え方というのはすごく可能性があると思っています。地域で社会的養護やそのアフターフォローに取り組むモデルケース、何とか作れれば良いなと思っています。10年以上、東京を中心に行われて来たブリッジフォースマイルの子どもたちのためのアフターフォローのプログラムが佐賀でも行われること、またノウハウを活用して新しいプログラムや取り組みが生まれること、そのためにはそれをサポートする人たちの力が必要です。

実際、九州、福岡は特に社会的養護の取り組み進んでいますし、佐賀は今、NPOやNGOを招致し、事業展開することに非常に積極的に取り組んでいると聞いています。

NPO・NGO経営者の皆さまへ 佐賀県を活動の拠点にしませんか? / 佐賀県

こうした中で、ブリッジフォースマイル佐賀の事業が、きちんと「つづけていけるもの」になるために、個人単位でもサポートしてくださる方々と強いつながりを作っていくことが重要で、ふるさと納税、そのための大事なツールだと思っています。

ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 「ブリッジフォースマイル」の検索結果

ブリッジフォースマイル関連、ゆずりはさんのジャム(同じく社会的養護のアフターフォローに力強く取り組んでいる団体です)、そして有田焼などが返礼品として用意されています。

地域の経済と福祉が両輪で回ること、そのためのチャレンジ、頑張って欲しいなと思います。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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