PurposeとCSV、Mottainaiと丁寧な暮らし2017/11/24

実はまだあんまりよくわかってない話を書こうとしてるのですが、気分転換に。最近、Vision、Mission、Valueというコーポレイト・ブランディングの三種の神器に加えて、Purposeというのが話題になってることを知りました(随分前から話題だったみたいだが)。Purposeって言うと、日本語だと目的、と訳されるのが一般的ですが、むしろ、使われ方的には存在理由という言葉を指すみたい。レゾンデートル、ですね。

「パーパス・ブランディング」という潮流 : SUSTAINABLE BRANDS JAPAN

【ビジョン】組織(企業)が「何年か後にこうありたい」という姿。通常、経営層によって、日々の業務より長期のスパンの中で、明確で覚えやすい方法で思考するために書かれることが多い。

【ミッション】その組織(企業)のビジネスが今どこにあり、どこを目指しているのかを書くもの。経営層や社員に対して、よりフォーカスされた姿を明示することが目的。

【バリュー】は、望ましい企業文化だ。例えばコカ・コーラでは、バリューは社員の行動規範として機能している。

【パーパス】社員やスタッフが良い仕事ができるように、組織が顧客(企業の場合)や、学生(学校の場合)や、患者(病院の場合)の生活にどんな(良い)インパクトを与えられるのかを明確に表現するもの。

なんだそう。ようは企業の社会との関係性、組織の内と外の繋がりを描く、みたいなことのようで、僕自身は、誰のどんなとか、誰に何を、みたいなこと考えて、どのように社会から必要とされるか、みたいなことなのかな、みたいに今は一旦解釈しています。うちとか、案外、パーパスに「The Incentive Engine」ってタグラインがはまるのかも知れないですね。これは実際に仕事する相手に向かう言葉で、社会からそういう風に必要とされたい、という意思なので。

ちょっとCSVって言葉と近いのかなあとも思いました。Creating Shared Value、CSRの一歩先の取り組みとして、CSVという言葉も一般的になって来ましたが、これも企業活動と社会活動のリンケージを意識した言葉ですよね。その一致、という。無駄って言葉は割と殺伐としてますが、しかし、社会に必要とされる、必要性を意味づけられる、そういうことって大事なんだろうなあと思います。PurposeとCSV、その辺が方向性として似てるのかなと(意味は違うと思います)。

「それ本当に必要なの?」ってことってありますよね。例えば、そういう問いかけから出てきた言葉に「Mottainai」とか「丁寧な暮らし」みたいなことがあるのではないかと。必要不可欠ほど強くない必要というか。社会からの要請ほど強くない社会からの期待感というか。こうだったらいいなあ、みたいなことが環境から決まっていく、みたいなことはあるような気がして、好き勝手やるのが美徳ではないよなあと。与件があって、だから、こう、それが美しい、みたいなことが「Mottainai」とか「丁寧な暮らし」みたいなことで、流行りを追うみたいなことと比べた時に、言ったらアプローチとしてはPurposeとかCSVにもしかしたら近いのかも。

「世の中をどうしたい」っていうこともあるが、「世の中にどう必要とされたい」みたいな言葉がフィーチャーされるようになって来ているのは、時代の流れかも知れませんね。モノや情報が溢れている中で、必要とされるものでありたい、という。必要という言葉って、捉えようによって、ノルマとか最低限度とか殺伐とした言葉と捉えられるけど、望まれるとか期待されるとかとても前向きな言葉にもなって面白い。

だからまあ、リンカーンに指差されたいんだろうなあと。必要な人なんだ、必要なことなんだ、必要なビジネスなんだ、必要なプロジェクトなんだ、という。そこをちゃんと考えようよ、無駄なものも溢れているから、そういうことなのかなあと。

なんかそういう空気なのかなあと、ばっくり思った次第。

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