
『ノーマ、世界を変える料理』 – nomaの哲学とリーダーシップ
最近、割とドキュメンタリー映画で当たりを引いております。nomaのことは何となくメディアを通じて情報としては知っていて、斬新でクリエイティブでイノベーティブな料理を出すレストラン、みたいなぼんやりとしたイメージだったのだけど、この映画観たら大分印象変わった。シェフのReneさん、大分、やんちゃというかロックな人でした。
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マケドニアの農家出身、デンマークに移り住み、異邦人として、新しい時代の北欧料理の確立。アレクサンドロス大王のマケドニアからバイキングのデンマークってなんか強そうですよね。でも映像を観てても、なんかすごい強そうな感じする。地元のスカンジナビアの食材を使って、時間と場所を表現する、料理のドキュメンタリー映画で「Here Now」って言葉が出て来たのに驚いたのだけれども、まあまさしくそれなんだろうなあと思いました。劇中で「その瞬間を煎じて飲み干す」って言い回しが使われてて、邦訳うまいなと思ったのですが、そういう料理なんだろう。このレストランのビジョンがとてもチャレンジングだったということを改めて学び。
前半はnomaの料理哲学に触れることができます。一方、後半はReneのリーダーシップに触れることができるようなパートになっています。3年連続、ワールドベストレストランに輝いた後、ノロウイルスの事件が起こり、1位の座から転落。その後、心機一転、再挑戦をして1位の座に返り咲きますが、厨房でどういうリーダーシップを発揮して来たのかがよくわかる。僕、シェフって一番料理のうまい人的なイメージだったのですが、ここに描かれてるのは組織というかチームのリーダーですね。とても面白いです。
ワールドベストレストランの第一位に輝いた時のスピーチを見つけて来ました(劇中でも流れる)。
これなんか人柄出てると思う。魅力的なリーダーである。
料理する人もしない人も面白いんじゃないかと思いました。nomaに関する映画は『ノーマ東京』という日本でポップアップショップやった時の映画もあるみたいなので、そのうち観てみたいなあと思っています。
良いリーダー像を観た感じがしました。面白かった。
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加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)