
プロットとライティング
最近、何の臆面も無く殴り書きノートを晒していますが、流行っててw。ノートがそろそろ終わりそうなので、見返していたのだけど、あるスケッチを見つけました。これ、僕がカナエールで記事を書くために描いたスケッチです。ブループリントというか、設計図というか。
実際に書いた記事がこちら。
「希望格差のない社会へ」カナエールと子どもたちの7年間、そして、最後の開催と、これから。 | カナエール 公式Webサイト
ほぼ、実はこの当初のラフスケッチ通りに書いてあって、ここにあるエッセンスに肉付けをしていってコンテキストを作った感じ。これくらいのボリュームのものを、素早く整理して書こうと思うと、プロットをラフスケッチとして持っておくのすごい重要だと思います。
なかなか書けないという人は、モニタで文章をすぐに書き始めちゃう、ってこと多いのではないでしょうか。これ実は他のことにも言えて、いきなり企画書作るのにパワポ開いちゃったり、いきなり画面デザインのためにSketch開いちゃったり、みたいなことなのだろうと思います。一回、全体の構造が自分の視界に拓けてた方が、ある程度のボリュームのものを作るのには良くて、このスケッチをPC上で作るのも人に見せるものじゃないので(本来は)無駄な作業だし、箇条書きなどで表現できないもの、でもあります。
箇条書きで項目立てを作ってくやり方は、ロジックとかストーリーの関係性を描き切るには不十分で、企画書を書くように、プロットをスケッチとして書いて、場合によってはそれから箇条書きに落としていった方が、きちんとコンテキストを描き切れると思うのですよね。
パソコンで作業するより、ノートで作業した方が合理的、って面白いですよね。最近、アナログの合理性、デジタルの合理性、両方活用したいなあ、みたいなことがすごいあります。
記事、企画書、デザイン、色々なことにこれありそうで、思考のプロセスが記録に残りますし、いざという時に人に説明するのにも使えますし、お薦めです。こういうのは量こなした分だけ、描くのにストレスなくなるんじゃないかと思います。ノートの消費量を上げたい。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)