2016/9/12

職能を話すことについて

こないだ少しこの話を仲間としていたのだけれど、自分が若い世代と関わる時に軸になることって、「職能を話すこと」なのではないかなあと夏を越えて思いました。石巻行きを皮切りに若い人たちとよく話した気がしていて、なんか今日はちょっと秋めいて来たので、夏を総括してみたくなり。

先日、The 6th U.S. Embassy – Keio SFC – TOMODACHI Entrepreneurship Seminarというプログラムにメンター参加して来たのだけれど、最初に少し参加者全員を前に自己紹介する段があって、どうしよっかなと。多くのメンターの人たちは事業会社をやっておられて、翻って僕の仕事って「○○という事業をやってます」って意味では、結構わかりづらいわけですよね。で、そのままわかりづらい話で渡しちゃうと、紹介された方もよくわかんないなと感じて、その後のメンタリングに支障ありそうだなあと思ってざっくりこんな感じの説明をしました。

  • Web屋さんです(ここでETの説明は終わってる)
  • 自分の職能が皆さんのビジネスプランにどう役に立つか考えました
  • 中小のたくさんのお客さん見てます
  • 最近はUXデザインって、お客さんをよく知ろうというデザインの仕事をやってます
  • なので、デザイナー視点でのアドバイスができるんじゃないかなと思います

みたいなことを言いました。現状の課題として自分たちのお客さんについてちゃんと考えられているかというのが今の課題として挙げられていたので(僕が参加したのはプログラム全4日間の2日目でした)、そこは割とフィットするロジックにはなっていたのではないかと思います。

そういう職能を軸に世代の離れた子と話すって、一番やりやすいなと思ったんですよね。

職能の内容を解説するって言うのともまた違って、職能を軸に、だから切り口みたいなものとして使って、そこにもう少し汎用性があったり、普遍性があったり、メンタリティ的なものだったり、まあ大体僕の仕事の話なんて始まってしまえば精神論なんだけれども、そういうものを肉付けしていって、そこに在るものの見方(これも今年の夏教えてもらった言葉なんだけど、これまで使ってなかった言葉で気に入っている)を提示していく、みたいな。

勿論、全方位的な見方の提示なんかできないわけで、なので、見方をほぐして、対話の中で見方を切り替えながら、話に厚みを作っていくみたいなイメージなのかなあと思います。先に言ったメンタリングとかも、半分くらいはET Luv.Lab.とかでやってるインタビューみたいなもんだったよなあと。ただ、若い子は即答できなかったり、話につまっちゃったりすること多いので、じゃあどうするかっていうところで、喩え話とか、具体例とか、答えの出ない問に新しい問を重ねる、みたいなことをやっていくというような。話を聴きながら、一緒に考える、みたいなのが色々な関わり方がある中で一番やりやすいアプローチで、そこに職能が軸としてあるというのが、一番やりやすいってことなのかなあと。

別に何の話しても良いのだけど、そこが一番有効なところだろうなあという気がしました。考えること、自体をエンパワメントするみたいなこと。で、やっぱり、自分が一番有効に働くことで関わっていきたいと思うと、職能が若い世代にどうやって活かせるか、ってところに行き着くのかなあって気がした。そういう意味では僕の肩書にしてるプランナーもUXデザイナーも汎用性の高い職能な気がして、まあなんか割と色々なことに機能する可能性はあるよなというのが、少し感触としても残った感じがしました。

それをガツガツやろうとは全く思ってないんだけど、そういう感じだと機能しそうだなって感じはしました。夏、何やってたかなあと思うと、ざっくりそんなことやってたんだろうなという。というところの秋。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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