2016/6/26

実行の話

おかげさまで、カナエール横浜、東京を無事終えました。それぞれがとても良い1日でした。

例年、何となく締めのブログ記事を書いていて、ただ、今年何書こうかなという時に、そう言えば、昨日「来年は実行委員を」みたいな話をポツポツ聞いたなあということを思い出し、今日はそんなことを書こうかなあと思いました。僕、割と実行委員二毛作でして、ここ数年は上半期カナエールの実行委員、下半期ラグビーNZ大使杯の実行委員をやっていました。まあ独身なんで融通効くこともあり。期せずして、両方ともイベントの実行委員会、とは言え全く違う畑のもので主旨から何から色々違うわけなのですが、僕のことだけに関して言えば、大きな違いはカナエールはイベント集客つまりチケット販売があり、NZ大使杯は数年来実行委員長を務めさせていただいたことかなあと思います。こういうのってゆるやかに連環するもので、一例を挙げると、昨年、今後のためにNZ大使杯の準備から運営までをタスクリスト化して実行委員会で共有するという試みを行ったのですが、今年のカナエールのプロモーションではそれを雛形にしながらプロジェクトの進行とともにタスクリストを作っていきました。二毛作の役得、みたいなのもなんかある。

さて、カナエールについてですが、今年は色々僕の仕事の組み換え時期ということもあり、キックオフ前に実行委員会を離れて外部から手伝うというお話をして、それまでの2年間とは少し違った形で関わって来ました。最終的には最後の2ヶ月くらい実行委員会のグループに入れていただいた形で、例年に比べると現場に出た回数も限られてました。振り返ってみると、実行委員じゃないとできないこと、実行委員じゃないと会えない人たち、実行委員じゃないと立ち会えない現場、というのは当然とても大事な一方、実行委員じゃなくてもできること、というのもあって、面白い経験をさせていただいたな、とも思いました。まあでも、仲間には絶対会ってた方が良いことは間違いないのだけど。

あと僕、カナエールの実行委員会の仕事の中で覚えたことすごい多いんですよね。現場で言えば、コンテストの撮影なんて初めての経験だったし、人の写真、表情の写真をあれだけ集中して撮ったのも初めて。写真の学校行ってもなかなか経験できないようなことをさせていただいて来たなと思うし、オペレーションも含めて、毎年、腕も上がってるんじゃないかなあとは思います。それから、イベントの集客とか、チケット販売のことを考えるのも初めての経験でした。 ADの運用丁寧に考えたり、Analyticsで精緻に分析したり、コンテキストでコンバージョンを生んでいくための方策を考えたり。仕事の延長線上のことではあるけれど、普段のクライアントビジネスでもそこまでの精度と頻度を求められることはあまりなく、カナエールで培った経験則は僕のビジネスにも少なからず生きてると思います。カナエールでは印刷の仕事もやるのですが、最近はETではほとんど印刷の案件はないので、逆に面白いみたいなこともある(ただ入稿はいつもどきどきする、Webと違って修正効かないので)。誰かが教えてくれるわけでもないので、やりながらやり方を作っていく。

勿論、人付き合いとか、喜びを分かち合うこととか、価値観を共有することとか、チームで動くこととか、同じ目標に向かって動くこととかも醍醐味なんですけど、「それ以外のこと」案外参考になるんじゃないかなと思って今日は書いてみています。

1年目、LP1枚での集客は相当チャレンジングだったし、昨年のChromebookの導入は話を作るところからプロジェクトに導入されるまで本当に良い経験を仲間と一緒にさせてもらったと思うし、Webのリニューアルは自分のほんとの得意分野で良い仕事させてもらったし、今年は「動画できません」って言い張ってたのに動画作ってみたり、先に挙げたタスクリストとかも今後生きてくるイメージをすごい持っています。カナエールについては、ほとんど資料見ないでも文章書けるようになった自分に驚いたり、自分で撮った写真でクリエイティブ作るのとか案外初めての経験だったり。よく考えたら初めてづくしだ。

きっと色々な役回りでそういうことがあるんじゃないかなあと思います。自分の普段からできること、以外のことに挑戦する機会。そういうことできるようになっていく過程は面白い。

後はどうやったら自分の仲間に知り合いに、手伝ってもらえるか、どういうことがあり得るかということを考えること自体、クリエイティブだったなあと思います。トレーニングだと、カナエールにはSELPってプログラムがあって、外部の色々なプロフェッショナルの人が関わっているのだけど、プロモーションの分野でも、動いていく中で周囲の色々なプロフェッショナルに関わっていただいて来ました。なんかそういう可能性を作っていく、みたいなことも面白いですよね。どういう風に手伝ってもらえると良いのだろうか、を考える、という。

以前からたまに言うんですけど、実行委員会って実行するための委員会なので、ある意味、仕事的にはすごい自由なんですよね。実行する人、ということをきちんとやれば良いというか。

なんか楽しみだなーと思ったので、楽しかったなという話を書いてみました。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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