2016/5/9

ロールモデルと多様性とその取り回しの良さについて

ちょっと今日面白い記事を読みました。昔、ET Luv.Lab.でも初期の頃に北山君とか児玉君と「みんな大学に行った方がいいんだっけ?もっと実務よりの職業訓練の割合増やしたほうが良いのでわ?」みたいな話をしたことあるんだけれど、アメリカの状況が話題になっていました。

大学はスキルギャップを埋めることができるのか? | TechCrunch Japan

やはり、大学側にも学生側にも時代の変化が要求しているものは多いと思えて、これからますますキャリアって難しくなるんだろうなあとも。さて、今日はちょっとそれとは違う話。

年度明けてからくらいですかね、たまたま、学校で子どもたちにキャリアに関する講演できないかとか、逆に子どもに直接サポートをする機会を持たないのはなぜか、みたいな話をする機会がありまして、まあこの辺、なかなか難しいなあという感じがしており。

例えば、デザイナーとしてキャリアを作っていくためにはどうすれば良いかみたいな話は1つある。

例えば、就職を選ばず、独立して仕事をしていくためにはどうすれば良いかという話も1つある。

例えば、いわゆるキャリアをドロップアウトしてからのキャリア形成みたいな話は1つある。

この3つを束ねたものとして僕のキャリアって語り得るんだけど、その束ねたところでのニーズってあまりない気がするんですよね。上の1つ1つはそういうキャリアの人がロールモデルとできれば割とステレオタイプというか、わかりやすい事例になり得ると思うんだけれども。デザイナーになりたい子、独立したい子、ドロップアウトしたけど挽回したい子、とかですね。

例えばデザイナーになりたい子とかだと、デザイン事務所や広告代理店、もしくはIT系の会社などのクリエイティブがある会社に就職してキャリアを積んで、技術とセンスと実績を積んで独立しましょう、とかいう話ができると良さそう。

例えば独立したい子だったら、事業計画書を書いて、ビジネスプランを人に見てもらって、スタートアップにチャレンジしましょう、とかいう話ができると良さそう。

例えばドロップアウトしちゃった子だったら、アルバイトで少しリズムを作りつつ、企業の面接を受けて、負荷の少ない形で再挑戦をしましょう、とかいう話ができると良さそう。

これだから、多様性なんだと言ってしまえばそれまでなんだけど、一方でなかなか参照する話として不特定の子どもに自分のキャリア形成の話して役に立つかと思うと、いざ考えなおしてみると、思った以上に微妙だな、という感じがしました。あ、別に自分否定しているわけじゃ全然ないし、自分特別だと言ってるわけでも全然ないです。

経緯みたいなものを踏まえた時に別に恥ずべきことはなにもないんだけど、キャリア形成の話とすると、取り回しが悪いなあ、って感じがしたんですよね。そう、取り回しが悪い。

この辺のこときちんと認識しつつ、うまいこと切り出したり、腑に落ちるような話に、目的と方法論を合致させられると良いのだろうと思うのだけど、どう参照可能性を作っていくかというか、どう意味付けをしていくか、みたいなことは、そのままではなく、工夫が必要ではあるのだろうななどと思いました。

という話。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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