2016/5/6

できないことを、できるようにすること

これ本当は「極論、仕事はしなくても良い」みたいないかにも休みボケなタイトルにしようと思ったんだけど、まあそれはそうだと思うんだけど、休みも終わるので、ちょい毛色を変えて書くことにしました。まあでも触り、まず、仕事しなくても良い、という話にしましょうか。

やっぱり人間食べれないといけないので、仕事はせざるを得ないのではないのかなあと思います。そうしたら、仕事しなきゃいけないじゃないか、ということになると思うのだけれど、だからつまり、まずは「仕事はせざるを得ない」というラインがあると思うんですよね、食べていくために。そうしなくても良い人もいるわけだけど、多くの人はそうで、僕もそうで。じゃあ、そのライン満たせたらどうかと言うと、仕事しなくても良いかも知れないですよね。

なんで、仕事しなきゃいけないか、というと、仕事をし続けるためには、今の仕事をしなきゃいけないからだと思うんですね。明日、仕事するためには、今日、仕事しないといけない。フリーランスでもやっぱりこれってそうで、特に僕みたいに人づてでお仕事をいただいていたり、継続的に仕事をご依頼いただくような形で日々の仕事をしている人間にとってはそう。今、サボると1年後がないかも知れない。そういう感覚じゃないかなあと思います。まあ逆に言うと、僕大体、1年後とか5年後とか10年後の付き合いに期待持ちながら大体今の仕事してる気がします。ET、今年で12年目に入りましたが、そういうお付き合い多いです。仕事は仕事を生む。

でまあ、今やらないと次がないみたいな畏れに駆られているかというと、そういうものでもないかなあと思います。どちらかと言うと、今ちゃんとやってれば、次もいつかはあるだろうという経験則に対する自信みたいなもの。そういうのが日々の細かい1つ1つの業務への作業への期待とか希望みたいなものになってるのではないかと思います。無駄なこともたくさんあると思うけれど、それも含めて、時間をどう積み重ねていくかというのが大事で、なんかさっき古いノート久し振りに見返していたら、今、関わっているサービス開発に、7年前、サービスを使う側として関わっていた頃の議事録があって、なんか色々積み重なるものだよなあと振り返っていました。

今日、ETのWebサイトのトップページにある事業内容をアップデートしました。「ETのできること」って書いてある通り、ETの事業内容って僕のスペックでしかないんだけれど、今回、新たにここ1年ほど注力しているUXデザインを追加しました。色々並んでいるけれど、あんまり1つのクライアントにこれ全部やることは稀で、これらのうちの1つとか、いくつかを組み合わせた形で、それぞれのクライアントとお付き合いさせていただいています。何を納品するかや、契約の形態も変わって来ますし。おそらく唯一、書かれているフルスペックを動員しているのが、NPOのプロジェクト、カナエールで(企画・コンサルティングとかはあんまりやってないかも)、ボリュームの問題ではなく、幅の広い任され方をしているという意味で、それはそれで割と面白かったりします。普段の仕事では逆になかなか起こりにくいこと、ということですね。

昔はWebサイトのメンテナンスというとても地味な仕事から僕の仕事は始まっていて、ようは更新作業なわけだけど、そういうのをひたすらボリュームこなしていて、そこから少しずつ、テリトリーを広げて来て、テリトリーを広げるごとに、できないことを、できるようにすること、というのがありました。今、そんなこともないけれど、昔は自分のできることしか仕事請けれなかったので、仕事を広げようと思えば、自ずとできないことを、できるようにすること、できることを増やすことをやり続けるしかなかったのだろうと思います。

こういうのって多分、不可能を可能にする、みたいなこととは違っていて、やればできることをやるかどうかの問題だと思っていて、そういう意味で、できることを増やすことってのはある意味での成長戦略だったのだろうなあと思います。できること増やしただけ、仕事が積み重なっていった。別に学校行くわけでもなく、講座に通うわけでもなく、仕事し続けてただけだけど。Life Learningって言葉あるけれど、今はインターネットもありますし、色々な知見を発信している一般の人もいるので、昔より広く浅くなら、そういうことをやりやすいのではないかなあと思います。インターネットなかったら、ここまで節操ないフリーランスにはなってなかった気がします。

成長戦略って書いたけど、この成長って言葉は大事で、「成功は求めないけど、成長は求める」みたいな感覚があります。まあ、成功って何を以って成功なのかよくわかんないんですよね。最初に書いた仕事をし続けるということを第一義に置くと。ただ、成長は求めないと、仕事は楽しくならないし、楽しくないとやる気起きないし、やる気起きないと続かないので、成長は求める。

できないことは、できなくていいんだよ、ではなくて、やっぱり、できるようになった方が良いし、そうするための方法論ていくらでもあると思うんですよね。そういうの僕らの時代って、まだ学校教育でも徹底されてた気がして、その後どうなったのかはよくわからんのだが、できること増えたほうが面白い、みたいなのは価値観として基本にあるのかなと思います。

とは言え、苦手なことも多く、例えば人前に立つこととかは相変わらず苦手だし、まあできるようになった方が良いのだろうなあと思いつつ、たまあにやってみるのだけど、そのうちできるようになるのかなあ、などと思います。いつまでにできるようにならなければならないか、って明確な期限がないのは大人の特権で(良く解釈すれば)、続けていればいつかそこそこやれるようになるんじゃないかなあと思いますよね(希望的観測)。まあ、今じゃ営業得意だって言ってますけど、仕事始めた頃は、打ち合わせのたびにガチガチになってて、早くコースケも営業できるようになれと当時言われ続けていて、時間が解決するものは多いのだよなと思います。まあただこういうのも突破口あるんですよね。営業に関して言えば、自分のクライアント、と思えるようになった時にスイッチ入ってできるようになった、とか。

昨日、公園でうつらうつらしながら、青空オフィスと銘打って、これから何できるようになるのかなあと考えていたのだけど、4月くらいから割と色々な人に会っていて、なんかこれからできるようになりたいこと、みたいなことの話もしていた気がして、海眺めつつ、ノートに書き出しながら、できるようになれば良いなあ、みたいなことを考えていました。

ぼんやり。

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