2016/4/1

カナエール 2016 夢スピーチコンテストのチケット販売開始と、3年目

4月1日、カナエールのWebサイトにてチケット販売が開始されました。昨晩は事務局とWebの改修作業をしておりまして、Webサイトもいよいよコンテストモードと言った面持ちになって来ました。元々、運用コストを極力抑える設計で作ったサイトなので、切り替えも順調に進み、日付が変わる前に作業を終えることができました。これは進歩だね、という話をした。手間をかけないということではなく、決めるべきことが自ずと決まる、ということが増えたように思います。1年目は概ね全てのことをうかがいを立てねば進められなかったことを鑑みると(僕はこのプロジェクトは子どもにかかることだから、とてもデリケートだと思っているし、最初自分の感覚を全く信用できない、という状態からスタートを切っている)、いやまあだから進歩だねと。そんな話をしていました。

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そう言えば、今年は「文章の書き方の話」をする機会があって、日々プロジェクトの情報発信に努めているカナエールのプロモーションチーム、それから、社会人ボランティアとしてカナエールで今まさに120日間を若ものとともに過ごしているエンパワの皆さん、両方にそれぞれ成り行きで、という感じなのだけれども、何が大事なのかと問われた時に、「極めて基本的な問いかけに対する、素直な答え」であろうとすること、ではないかと思うのですよね。基本的な問いかけに丁寧に対峙していくと、平易な言葉でも人に伝わるコンテクストになり得る、というような。昨年より、さらに今年はカナエールのWebサイトを通じた情報発信は良くなるような気がしていて、色々な人が「より良く」というとても当たり前のことに真摯に取り組んでいくと、積み上げられていくものはあるだろうなと思っています。

ところで。

先ほどの「文章の書き方の話」のところに、そもそもなんでこれをやっているのか?という問いを一つ置いたのだけど、この辺の原体験というか起点はやはり大事なんじゃないかなと思います。僕の場合は、端的に言うと「友達に頼まれたから」で、そういう意味ではうちのいつもの仕事と何ほども変わらないのだけれど(うちの仕事って大体そんな感じです)、ただ、そういうところから、時間の経過とともに、根が深く張られ、枝葉が伸び、より大きな目的や問題意識や意義、みたいなものに育っていくのかなあという気がします。やはり大義は必要で、じゃないと日々の些末な作業の積み重ねをなかなか吸収しづらくなるわけで、そういうものを関わる人達ときちんと共有しながら、各々が自律的に、個人のパフォーマンスを最大限に発揮して、総和としてプロジェクトの総体が形作られていけばよいのだろうなという風に思っています。

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さて。

今年は僕個人の課題というのがあります。カナエールに関わって3年目になり、1年目はとにかくやれること全部やった年、2年目は徹底的に準備をしてそれを遂行した年、今年は3年目で関わり方も少し変わる中(これ今年の僕の課題と地続きなのだけど)、やろうと思っているのは、続けていける仕組みを固める(僕が担当している範囲の話だけど)、というようなこと。2年目が終わる頃には、この辺の問題意識って僕の中でかなり育っていて、コンテスト終了の翌日にレポートまとめたところからがスタートだったのかなと思います。割と地道にプロジェクトが向き合う問題と、その問題解決へのアプローチを、可視化して、汎用化して、知見化することはやって来ていて(多くの場合はドキュメントに落とすという作業だけれど)、今年を終えると、大分その辺の見晴らしが良くなるような、そういうやり方を考えながら進めてみています。何をしなきゃいけないかということと、何をしたかということを、進めながら整理していくというだけだけれども。

そう言えば、カナエールが終わった後に毎年「カナエール・バトン」というイベントが行われていて、これはその年のカナエールの報告会であると同時に、次へのバトンという意味もあるのだと思うのだけれど、なんか今やりたいと思っているのは「バトン」を作る作業に近いのかなあと思います。別に自分の仕事を次の人に渡す、ということだけじゃなくて、「バトン」の形になれば、より多くの人が関わりやすくなるし、違う場所に持っていくこともできるようになるし、それを受け取って走る「モチベーションそのもの」にもなり得る。社会貢献のフィールドとは言え、仕事と遜色ないものを持ち込んでいるつもりなので(それが仕事より効果を発揮する場合もしばしばある)、そういうものがうまく回ると良いなと。色々な人が関わるプロジェクトで、色々な人がそれぞれの強みを活かしながら、色々なバトンを持ち込んで、色々なところでリレーが行われて、リレーが行われるごとにプロジェクトが育っていって、それが膂力になり推進力になっていって、続いていく仕組みが形作られていく。なんかそんなイメージをプロジェクトからもらいつつ、持ちつつ、やってるようなイメージです。

まあだから、平たく言うと「Incentive Engine」みたいなことです(超手前味噌)。社会貢献のフィールドであるからこそ、という。

長くなりましたが、まだ90日弱あるので、これから長いんだよな、とも思うのですが、スピーチコンテストに向けて、チケット販売、スタートしました。今年も宜しくお願いします。

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