
『安野光雅の本』 安野光雅 – 独学の人
こないだ本屋を徘徊していた時に安野光雅さんのムックを発見しました。安野さんというと、司馬遼太郎さんの『街道をゆく』の装画なども担当しておられていて、好きな作家さん。島根県の津和野には安野光雅美術館というのがあって、旅した時には作品をたくさん見ることができました。絵本を買う趣味はないのですが、一冊手元に置いておきたいなと思い、うちには『天動説の絵本』というのがあります。
平凡社 (2016-02-26)
売り上げランキング: 39,886
福音館書店
売り上げランキング: 97,717
旅をテーマにしたもの、物語をテーマにしたもの、科学をテーマにしたもの、などなど、安野さんの作品には色々なテーマがあって、でも透明感があって、優しい柔らかさがあるイラストレーションの世界には引き込まれます。なんだろうな、例えば、辰巳浜子さんのエッセイを読むような、一昔前の穏やかさがあるというか。
売り上げランキング: 33,743
あとなんか、僕がこの人に敬意を払うべきポイントがあるとすれば「独学の人」ってことだろうなあと思いました。とても「勉強」ということを大事にされていた方のようです。この作品集の後ろの方に「わたしの戦後七十年 インタレストな独学の人生」ってテキストがあるんだけど、興味の赴くままに、一生学び続けられる人は強いよなあ。学校に行くのはインポータントだけど、勉強するのはインタレストだ、という言い方をしていて、これは社会人にとっても同じことが言えるのかもしれませんね。
好きな作家さんです。
平凡社 (2016-02-26)
売り上げランキング: 39,886
福音館書店
売り上げランキング: 97,717

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
是非、フォローしてください!
Twitter / Instagram
売り上げランキング: 14,705
100円
フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)