
デザインとファネル – コラボレーションの中のデザイン
このところ、デザインってマーケティングで言うファネルみたいなもんだよな、結局、とうつらうつら考えていたら、こんな記事を見つけました。
Concerning Fidelity in Design | UX Booth
この辺、見るとこれはスケッチからプロトタイプまでのファネルなのだけれども、なんか今の働き方と照合するともう少しわかりやすく整理できそうだよなあと思ったのが上の図です。
最近は、ヒアリング(図で言うところのスケッチ)からモックまでを担当していることが多く、ファネルに、状況とか、問題とか、与件とかの形で放り込まれたものを、具体的な画面をある程度想起できる形で整理して固めていきます(大体、Sketchでワワっと作ってる)。ただ、モックが固まった段階で一緒に動いてるデザイナーさんにお渡しして、デザインが仕上がる前に僕は手を離しているようなイメージ。
デザイン(ユーザ)、ビジネス、エンジニアリングって3本柱で考えた時に、デザインがリリースに向ってブラッシュアップされていくためには、ビジネス、テクノロジーとの質問・批評のやり取りが不可欠で、最終的にビジネス、エンジニアリングが並行して進めているものとマージされてリリースになる。break pointって書いてあるのは、ようは打ち合わせですよね。ツール活用しながら進めながら質問・批評をしつつ、ある程度、まとまったタイミングで議論を行う。
大体こんな感じじゃないかなあと思いました。
UXデザインやデザイン思考に関する海外の記事をここに来て結構読むようにしているのだけど(割と抽象的なもの)、やっぱりよくよく整理されているなあと思って、手元にあるものの整理に大分役に立っている気がしています。別にデザインのマネージメントをする仕事じゃないのだけど、こうやって全体像をイメージしながら仕事していくのは大事なんじゃないかなと思いました。
まあ、なんか面白い。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)