
『コネ持ち父さん コネなし父さん 』川下和彦 – 仕事で成果を出す(会議室の外での)人間関係の築き方
川下さんの二作目が出たということで、テーマが人脈について、ということで読みました。
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人付き合いをきちんとやるって、やっぱり大事なことだなあと思っていて、人脈どう作るか、ということよりは、人とどう付き合うか、という話のような気がしました。ただやっぱり頼れる人を増やすのがこれからのビジネスマンに、特に与えられた仕事をこなすだけでは勤まらなくなったビジネスマンに、とても重要なことのように思います。僕もパーティ行って名刺配るのあんまり意味ないなあと思っていて、さて何が大事かねと思うと、やっぱり話を聞かせてもらうことかなあと思います。そうやって、話を聞かせてもらって面白かったと思った人とは、今でもゆるゆる繋がっているなあという実感はあるかなあ。
そう言えば、面白い話。
以前、代理店勤めの先輩に「お世話になってる方が横浜に来るので、中華街でどこか良い店を教えてくれないか?」というご相談を受けて、いくつかお店のリスト作ってお渡ししたんだけれど、「で、加藤ちゃんも来ない?」と言われまして、「およよ」となったのですが、食事ご一緒させていただき(重慶飯店!)、2軒目も含めて楽しませていただいたことがありました。ちょうどユレッジとCSVについて考えていた頃で、PRのプロの方達だったのですが、ご意見いただいたりもしまして。でまあ、その先輩が川下さんだったのだけれども。
人脈って難しくて、人を紹介するのを商売にはしていないけれど、紹介には常に責任が伴って、だけど、人から人へ仕事が連環していくことにこそダイナミズムというのはある、という時にやっぱり大事なのはちゃんと人付き合いをするとか、きちんと人付き合いをするとか、(くそ真面目に付き合うということじゃなくて)、そういうことだろうなあと思います。そういうのはフリーランスやってると痛感するし、僕の仕事仲間って言わば友達なので(言わば、というか、友達だ)、仕事の話のようで、仕事の話でないようでもある。
だけど、気持ちの良い人間関係の上に走らせてこそ、面白い仕事は面白い仕事足り得るのだとは思います。なんか読み終わってそんなことを思いました。
あんまり人脈の話してないけど、まいっか。読了。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)