2016/2/3

社会的インパクトとセーフティ・ネット

いわゆるソーシャルビジネスの畑の勉強会に行った友人の話を聞かせてもらっていて、いくつか事例を見たそうなのだけれど、それぞれで社会的インパクトにかなり違いがあって、違和感を覚えたという話を聞かせてもらって、ああそれたまに話すやつだと思って、ちょっと話したことを思い出しつつ図解してみることにしました。これまで、あんまり社会的インパクトという言葉を参照してなかったのだけど、それ使うと可視化しやすくなって画が描けるなと思い。

僕自身はWeb屋さんですが、Webの仕事の中にはNPOや社会起業家をクライアントに含むものがあり、ちょいちょい取り組みの話を聞かせてもらったり、たまに相談に乗ったりするのですが、ただ粒度というか、対象も領域もマチマチで、そこどう捉えると良いのかなということなんですけど。

社会的インパクトをピラミッド、セーフティ・ネットを逆ピラミッドとして配置しています(実際はもっと歪な形かも知れないですけど、考えやすいので)。

中に黄色い三角形を描いていますが、これが言わば事業モデルの性質みたいなもの。セーフティ・ネットのレイヤーが深いところに行くほど、面積の広い三角形は描きづらくなりますね。ざっくりとした把握にしかならないし、個別の事案も多いし、etcってところにもっと色々なこと包含されると思うのだけど、一方で、ビジネスやってる人に説明しようと思ったりすると、こういうのがわかりやすいかなと。

これだから大きい三角形であれば良いというわけではなさそうだし、小さい三角形であっても良いということにもならなそう、ということがわかるけれど、対人支援を含むモデルに関しては、実際に人の手が関与してくるので、特にこの傾向が顕著なんじゃないかなあと思います。

ビジネスだと、ファースト・ファッションとセレクト・ショップとオーダーメイドだとやっぱり違うし、それはどちらが良いというより、「性質」が違う感じがしますよね。これを十把一絡げに評価してもしょうがないというか。

僕の仕事で関係ありそうなところと言えば、この三角形がどうであるかによって、賛同者を集めたり、コミットしてもらったり、メッセージを伝えたり、って言うことのやり方は変わって来るのかも、という気はします。どこも同じようにできる、という話ではおそらくない。

一つの解釈の方法論だと思うのですが、実際、1つの取り組みじゃなくて、どことどこ、というように並べて話す機会にはよく言う話なので、参考になれば良いなと思って図示してみました。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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(2012-10-5)
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