クライアントの人生の登場人物になる
今読み途中の平岡智秀氏の『超地域密着マーケティングのススメ』という本で、とても面白い言葉を見つけました。「あなたが、お客様の人生の登場人物になること」。なるほど、「我々が最後に残すものは、自分のかけがえのない人生という最高の物語なのですね」という田坂広志氏の言を借りるならば、「お客様のかけがえのない人生という物語の登場人物になること」というのが客商売の基本なのかも知れません。
クライアントの人生に登場人物として意味のある参加ができているのか、クライマックスに向けて(=プロジェクトの目標に向けて)、端役でも存在感を出せて、物語にインパクトを与えることができているのか、そういうものの考え方は必要ですね。
これはビジネスにおいてだけでなく、プライベートの人付き合いにおいても重要なものの考え方だと思います。「○○さんの人生の登場人物に成り得ているか?」ということは、どれだけ人と丁寧に接することができるかということにも繋がってくるように思います。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)