2015/11/28

『airbnb 僕らは”シリアル”起業家: We Are Cereal Entrepreneurs』 Jack Chang – あと民泊の話とか

結構、気になる人が多いのではないかなあと思うんだけど、airbnbの本がKindleでレコメンドされていたので読んでみました。創業の記録、というような感じで目新しさとか、心震わされるようなストーリーとかないのだけれど、思ったことあり。

カルチャーがカルチャーを生む

シェアハウスをCraiglistで見つけた逸話が冒頭で出て来るのだけど、スマホ・ネイティブとか、色々言い方あるけど、この人達シェアリング・エコノミー・ネイティブだなあと思いました。全く新しい何かというより、ユーザとしての経験がある。

一時的な供給不足を補填する中で産声を挙げたサービス

デザインカンファレンスやSXSWなど、イベントでの宿泊地の供給不足を補うために、言わば「パッチ」的に産声を挙げたサービスで、しかし一時的な沸点に合わせて新しいアイデアを不完全でも投下してみたことで急速に形作られたサービスだなあと。

あと、思ったこと

例えば福岡でもサザンのライブとバッティングして宿が取れなかったり、仙台でも国際カンファレンスの取材に行ったらホテル埋まってたりと、日本にないニーズではなかったわけですよね。実際、日本でも「民泊」って文化はあって、僕は石巻に行った時はたびたび復興民泊という3,000円以下で泊まれる宿にお世話になっていました(今はない)。

これが今年うまく機能したのが、ツール・ド・東北 2015という自転車のイベント。

民泊 – ツール・ド・東北 2015

記事にもなってる。

<ツール・ド・東北>大会きっかけ有償民泊OKに | 河北新報オンラインニュース

一時的な供給不足を補填するサービスとしての民泊は、そういったモデルの突破口になりつつ、既存の宿泊業を脅かすかというと、そうとも言い切れない気がしますよね。この辺、Disruptと言いつつも実際はMetamorphoseな気がして、全体感としての柔軟性が生まれる、レジリエンスに向けた取り組みの一つとも考えられそう。

まとめ

なので、割とそもそもの起業ストーリーのところ、ああ極めて個人的な体験に基づいて生まれたサービスなのだなあ(どこの市場がブルーオーシャンかみたいな話ではなく)というのが読める感じの本でした。

実は未だにairbnb使ったことなくて(民泊っぽいお世話になり方は色々なところでしているけれど)、やっぱり使ってみないとなあと思うのでした。

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