
団地の公園に隠れ家のようなパン屋がある – NOSTAL FABRIQUE
先ほどはfe.a coffeeの話でしたが、もう一軒、地元の良い店の話。実家のすぐ近くにあるパン屋さん。NOSTAL FABLIQUEというお店です。公園の中に入口がある(大きな公園の併設されてるカフェとかじゃなくて、普通の団地の公園の敷地内に隣接したパン屋さんの入り口がある、というイメージ)。
最近はパンあまり買わないのだけれど、ここのは好きで、店内でコーヒーも飲めるし、広々としていて、本当は読書とかするのに向いていると思います(今、住んでいるところからはちょっと遠くて、実家に用事がある時にしか行かない)。亡くなった祖母も結構好きだったようで、たまに買っていました。
こういうところでお店やるってのは、いわゆる駅前的な意味での人通りも期待できないし、だからもう住んでる人の生活にどれだけ馴染むかって一点だと思うのだけど、こういうの色々なところに本当はあるのだろうなと思います。メディアの話題に上がらなくても。そう考えると、話題になるって、あんまり面白いことでもない気がする。
そう言えばこないだ、仕事仲間とECの話になって、Amazonの利用者は多いけど、服飾関係で強いのはやはり楽天だという話があり、僕もヘビーユーザの一人なので、いや、山形の古着屋さんから買うことになったり、福岡のブランドから買うことになったり、富山のインテリアショップから買うことになったり、あれ、コモディティが一様に流通するだけの世界と比べると大分面白いよ、という話をしたのだけれど、何かインターネットを通じて気付けた世界観ってある気がするんですよね。世に言うGlocalみたいなことだけれども。
兎にも角にも団地の中に隠れ家的にあって、趣味よくて美味しいので、お薦めなのです。

加藤 康祐 / 企画・設計
プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。
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フリーランスとして働き始めるってどういうことだったのか?フリーランスとして働くってどういうことなのか?フリーランスが目指すことってなんなのか?5年間の自分の経験から書きました。(2010年執筆)