2015/10/21

【リトル石巻】移住ナイト & 石巻スナック – 日和キッチン ☓ 蛤浜プロジェクト ☓ AP Bank ☓ Fisherman Japan ☓ ISHINOMAKI 2.0

前回のリトル石巻訪問から1週間ほど、昨日は移住ナイトというのにお邪魔して来ました。最前線で活躍されてる方たちのお話を直接聞くことができる貴重な機会でした。

ちょっと到着が遅れてしまい、日和キッチンの天野さんのプレゼンテーションから。日和キッチンについては「日和キッチン – 世界で一番美味しいワンコイン・モーニングが食べれる街」ということで以前にもご紹介していますが、石巻に行って立ち寄りたいところの1つになっています。昨晩少し天野さんともお話してたのだけど、知り合った頃の東京と石巻を行き来する夜行バスへの搭乗頻度すごかったですよね、と話していたのだけど、自分の経験と技術を活かして、「店」から始まるまちづくりに取り組んでいる天野さん。日和キッチンのスタッフが、新しく飲食店を始める事例も増えているんだそう。

蛤浜プロジェクトの亀山さんのお話をうかがうのは今回が初めてでした。僕がCafe はまぐり堂を訪れたのは2年前のこと(車運転しないので、石巻行く度に行けてはいない)。その時のことは「いしのまき浜日和とリアル浜日和計画」に詳しいです。「無謀」と言われながらも挑戦したプロジェクト、その背景には外部の人間が推し量れないもろもろがあったようですが、カフェをDIYしていく中でできた繋がり、仲間とともに地域の課題解決にもなるような事業を派生させていく蛤浜プロジェクトは、プロジェクトデザインの在りようとしても大変興味深かったです。

AP Bankの河合さんの話をうかがうのも初めて。AP Bankは2017年春に石巻市とReborn-Art Festivalを計画しており、河合さんはその担当。移住してまだ日は比較的浅いということでしたが、地域の方々や関係省庁とも連携を取りながら、石巻での芸術祭の開催に準備を進めているそう。おじいさんおばあさんとお茶っこしながら、時には2時間3時間話し込むこともあるけれど、そういうことを含めて仕事、それがローカルで働くということなのではないか、とおっしゃってたのが印象的でした。熊本の農家さん回った時にそういうことを感じた覚えがあって、「信に足る」って、そういうところから生まれるのだと思う。

最後はFisherman Japanの長谷川さん。あまり直接お話した機会は多くないと思うのですが、石巻にブロガーツアーで訪問した際に、ヤフー石巻復興ベースにはお世話になったことがあります。ヤフーで漁師の船に乗ってる人がいるらしいことは聞いていた。ちょうど先月COMICHI石巻の取材でもお世話になった、巻組の渡邊さんらとトリトンプロジェクトというFishermanが住まう家を作っていて、仕事と家とコミュニティの3つがあれば、そこに新しいFishermanのナリワイが生まれ得るというのはなるほどなと思いました。風の人と土の人が一緒になって風土を作る。先日、Fisherman Japanのイベントに、石巻に関わっていない東京の知り合いから誘いもあり、色々なところに広がっている感じが肌感覚としてもしました。

そこから石巻スナック。仲間を1人連れて行っていたので、色々な人紹介しつつ、話したり飲んだり、ひとしきり楽しみました。

本日のホストとホステスの皆様。

昨日連れて行った仲間はおそらくこれまでほとんど石巻と接点なかった子だったのだけど、少しリアクションを見ていたのだけれど、被災地の時間軸ってそこから外に行けば行くほど止まって見えている。実際は登壇されていた方たちが取り組んでるようなダイナミックなプロジェクトが多く走っているけれど、そのプロセスから距離があるところでは、なかなか時間軸が被災地、ということから先に進んでないのだろうな、という感じがしました。

ただずっとプロセスを見れる人はやはり限られていて、だから今回みたいにダイナミズムを実感できるような機会とか、プレイヤーの生の声とか、プロジェクトのアウトプットが人の目に触れていくこととかが必要なのだろうなあと思います。何かティッピングポイントを作らないと、遠くから見た時の時間軸はなかなかアップデートされない、というか。「実態」はおそらく住まないとわからないのだろうなと思いますよね、僕もわからない。なのだけど、現地の実際が広まる、みたいなことは、こうしたコンタクトポイントで「現地のピース」に触れることで、徐々にアップデートされていく、というようなことなのかなあと思います。そういうのが「復興は進んでますか?」みたいな質問の現実的な解になっていくのではないかなあと感じました。

言っても、僕もとりあえずできることと言ったらブログ書くことくらいだよね、とは思うのだけども、情報発信することの義務みたいなことよりは、面白さとか、すごさとか、楽しさ、みたいなもの、感じたことが何かコンテキストとして残っていけば良いなあと思っています。

ご無沙汰の方々ともお話できたし、良い夜でした。リトル石巻もいよいよ明日まで。

リトル石巻 | DiscoverJapan 日本の魅力、再発見[ディスカバー・ジャパン]

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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