2015/10/15

【リトル石巻】遊びとテクノロジー – イトナブ × ライゾマティクスナイト

先月、石巻に行って来たわけですが、帰り際にISHINOMAKI 2.0の方にご案内いただいたのが、「リトル石巻」というシリーズのイベントでした。10月13日から22日までのおよそ10日間、新丸ビル7Fに「リトル石巻」が登場しています。

リトル石巻 | DiscoverJapan 日本の魅力、再発見[ディスカバー・ジャパン]

14日は「イトナブ × ライゾマティクスナイト」ということで、イトナブ古山さんとライゾマ斎藤さんによるトークセッションとワークショップのプログラム。イトナブの面々も駆けつけていて、よく知る顔も多く、楽しいひと時でした。

テーマは遊びとテクノロジー。

ライゾマの斎藤さんは石巻関連のイベントでお話をうかがう機会が何度かあり、あと昨年のハッカソンで外で一息ついていたら少しお話する機会があり、この日もビジネスとアート別け隔てなく「遊ぶ」ライゾマの軽やかさと、都市をハックする遊びについてケーススタディをご紹介いただきました。

イトナブの古山さんは遊びを通じたイトナブの教育に関する取り組みについて。イトナブのワークショップは先日もレポートしましたが、震災から10年後の2021年、1,000人のエンジニアを石巻から輩出することをミッションに、クリエイティブシティ石巻を代表するプロジェクトの一つがイトナブになっています。

ワークショップは「遊びとテクノロジー」をお題に、子どもの遊びの名前が書かれたカードを配られ、少し周囲の人と言葉を交わしながらアイデア出しをするというものでした。僕は「だるまさんがころんだ」でなかなか難しいなと思ったのですが、だるまさんがころんだは「動いたか・動いてないか」の判定が甘いので、スマホで震度を計れるi震度というアプリがあるのを紹介して、「動いたか・動いてないか」の閾値を設定してみたらどうか?みたいなのを出しました。

テクノロジーというと、ドローン、ビーコン、VR、ロボット、色々あるけれど、デザインの視点で考えると「子どもの遊び」にある制約(つまりルール)に着目する、というのは一つの突破口かと思いました(だるまさんがころんだのルールってなんだっけ、って1つ1つ思い出す、というところに思索が至るまで、なかなかアイデア浮かばなかったんです)。そこに着目するべき制約が見つかれば、隈研吾さんの話じゃないですけれど、後はデザインの話かなと思うんですよね。

イベントはスピーカーのお二方ともとても近い距離感で、新しいお知り合いともお話できたし、とても有意義だったと思いました。壁面展示もMAKIZINEの写真の引き伸ばしとかあって楽しいです。あとホヤもいます。

リトル石巻

イベント終わって近くで宮城の食材などもつまみつつ(フロアが今、宮城の食材を使ったフードを出しています)、酒を片手にテクノロジーやデザインの話を。VRのデモに驚嘆する友人の姿などもあって、なんかこういうの良いのだよなあと思いました。僕はなかなかデモできるようなもの持ち合わせないのですけどねえ、羨ましい。

リトル石巻

ディープラーニングのエンジニア、最先端のテクノロジーを活用するUXデザイナー、世界に羽ばたくスタートアップの監査役、NPOのプロジェクトリーダー、会の後もなかなか濃ゆいテーブルで、色々な人を紹介したりもしつつ、見事に横須賀線の終電を逃した夜でした。

この「リトル石巻」はまだまだ続きます。僕も次回の訪問予定あり、たまたま仕事先から地方のコミュニティについて教えて欲しいなどという相談もあり、僕もそんな詳しいわけでもないのでリトル石巻に連れてっちゃおうと思っているのですが、直接的な縁がない方も、イベントとアフターパーティと、多分なんかしら持って帰る物があると思います。アクセスも便利な場所ですし、石巻まで行かずともそこで行われていることを学べる絶好の機会なので、ぜひぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

新丸ビルの7Fは今日もきっとアツい。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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