2015/10/10

ARKADIUSZ PODNIESIŃSKIさんのFUKUSHIMA

写真って、しばしば現場以上に劇的になったり、必要以上にメッセージを発するものだったりして、ありのままに伝える、そのありのままの手前に編集の視点が介在するものだと思うのだけど、ARKADIUSZ PODNIESIŃSKIさんというおそらくポーランドの写真家の方の写真によるドキュメンタリーが観ておくべきものという感じがしたので、記事にしておくことにしました。僕もしばしばカメラマンやるし、今、多くの人が写真の撮り手である時代なので、感覚はわかるかと思います。

そういうことを念頭に入れつつも、という。

FUKUSHIMA – podniesinski.pl

日本語メディアへの転載記事を見かけて、引用元を辿って行ったら、写真を撮ってるだけでなく、いわゆる、ドキュメンタリーというかドキュメントですよね、そういう形でARKADIUSZ PODNIESIŃSKIさんが自身のサイトで発表しているものを見つけました。メディア記事はいくつかこの中から転載しているものが多く、ご本人のサイトが、テキストも含めて一番ボリュームがあると思います。チェルノブイリも継続的に7年前から撮影されてるとのこと。リンク先はそのうち最新のものになるようです。

THE ZONE IN 4K – II – podniesinski.pl

こういうことに個人の思想というか意思が介在しないことは不可能だと思っていて、フリーのカメラマンがこういう現場に入って撮影を継続的にする、というのは本人にとってのっぴきならない動機があるから、ゆえ、マスメディアを除いては、フラットな情報を求めても無理というもの。そう言えば、もう2年ほど前になるけど、石巻であるインディペンデント系のメディアのディレクターの人と(アメリカの方だったと記憶している)、酒場で客が2人でお話をする機会がありました。たまたま居合わせた2人で福島の話になった。ちょうど僕はユレッジで児玉龍彦さんに取材した後で、彼は福島の取材を継続的にされていて、メディアからの伝聞と、現場を見て来た人からの見聞は、それは当たり前のことだと思うけれど、随分乖離があることはまざまざと思いました。

「信用に足るジャーナリストの評価」みたいなことは相当難しいと思います、というか、言説を見て、この人は信用に足るとか足らないとか、人に会わずして評価もしづらい、と思っています。ただ、現場からなるべく伝言ゲームが行われていない情報、つまりフィルタがかかっている回数が少ない情報は、より現実に近しい(1つのフィルターで大きく変容している可能性はあるにしても)とは思います。

こういうのは少しじっくり時間をかけて読んでみて良いかなと思います。

FUKUSHIMA – podniesinski.pl

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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