2015/10/1

WhyからHowへのシフト – 執着と粘度

昨晩ぼんやり考えていたことより。「なぜやるのか?」って大事だと言われます。僕の時代だとリクルートの就職面接が「なんで?」「なんで?」と問われ続けるという話があったけど(今どうだか知らない)、ビジョンがまず大事、というのはWhyの世界にも連なると思うのだけど、最近、Whyの繰り言って本当に意味があるだろうか、ということを思ったのですね。

なんかふとWhyってできるだけ繰り返し問わない方が良いのではないかと思ったんですよね。

どちらかというと、「面白いから」とか「学びがあるから」とか、もう少しうちっぽく言うと「モチベーションのあるところにインセンティブを渡したいから」とか、そういうシンプルな状態を保っていられる方がむしろ健全なのではないかと。

Whyを繰り返せば繰り返すほど、モチベーションはシンプルさを保てなくなって、ロジックは枝葉末節になって、結果、何かを為すための推進力は弱まる。

高いモチベーションを維持するために繰り返すべきなのは、むしろ「どうしたらできるか?」というHowだと思うのですよね。これは繰り言にする意味がある。繰り返すごとに精度や確度が増すし、プロセスで問題解決をしていけるはずだから。

僕自身「Why」より「How」がモチベーションに繋がることが、振り返れば多いのだなあと感じました。クリアするべき問題がどれだけ重要な問題かということより、どうやったらクリアできるかということについて自分がコミットメントを発揮できる、ということが持続性のあるモチベーションになることが多い。

よくよく考えると連続性に意味があることの方が、持続力を発揮できるということは当たり前のことだ。

閑話休題。

重圧を超えて | 月刊「事業構想」2013年7月号

これ五郎丸歩さんのちょっと古い記事なのだけど、最近、ロジックとエモーションみたいな議論あるけれど、ロジックはHowに寄って、エモーションはWhyに寄るのかもな、などとも思いました。しかしこの「どうしたらできるか?」っていう方法論、技術論の問答の繰り返しって、「なぜやるのか?」というメンタルモデルの複雑化より、執着置く価値がある気がするんですよね。

そう結局、どこに執着を置くかなんだな。勿論、「なぜやるのか?」という問いは大事なんだけど、そこはシンプルに、かつ、あっさりとしてた方が良い気がする。その上で「どうしたらできるか?」ということにひたすら執着して、ネチネチやる。粘度を出す。

そういうことが強いコミットメントを発揮するために良いような気がしました。

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加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

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