2015/9/14

三島、沼津、伊豆長岡、御殿場

大体、旅日記というと、旅の帰り道にでもワーッと書くわけなのだけれども(割とブログ書くのは早い方だけど、旅日記は写真沢山だったりすることもあり結構時間かかる)、あまり仕事も持ってこなかったし手持ち無沙汰なのと、今日にあまりにも色々凝縮されていた感じもするので、今日の分は今日書いちゃって、明日書くことあれば追記でいいのかな、というのが今回の試み。

ところでなぜ急に三島を目指したかというと、実は先週、河津の温泉泊まって、天城峠を越えて修善寺から三島に出て、街歩きして帰って来る、という旅程を立てていたのですが、ご存知の通り大雨で、ただ三島は行っておきたいなと思って、出れるタイミングがこの日月あったので、そそくさと沼津にビジネスホテルを取って出かけて来たのでした。

三島、うちからだと戸塚から東海道線で熱海まで出れば乗り換え一回で接続もスムーズなので、熱海までグリーン車使って、そこから12分くらい、普段の旅のそれに比べるととても近かったです。新横浜から新幹線と20分ほどしか違わないようなので、とても楽。品川辺りに住んでる人なら、うちから行くより新幹線乗っちゃえば逆に近いのではないですかね。伊豆長岡までも20分くらい、沼津5分で、色々回った割にとてもコンパクトなエリアで動いてる、というのが今日の動きでした。

三島

とりあえず、三島に降り立って、ネットで調べて良さそうだなあと思っていた駅前のみしまや、というお店へ。家族でやってる雰囲気のお店でカウンター席があったので、そこでお店の人に渡された静岡新聞読みながらひとしきり待ちます。

三島でのオープニングヒット、穴子天丼。とても美味しかった。しかし高い(値段はそんなでもない)。ぬか漬けも良かった。天気小雨だけど、なかなか涼しくて良い感じのスタート。 #food

穴子のボリューム感がすごい。美味い。穴子というと江戸前の寿司か、広島あたりの穴子丼か、と思ってましたが、天ぷら美味しいですね。アスパラ、れんこん、茄子、舞茸、あと梅干しの天ぷらもついて、大充実でした。これに海老がつく特製天丼というのもあったのですが、僕はこれで大満足な感じだった。あと地味にぬか漬けも美味かった。

その向かいに楽寿園という庭園の駅前口があって、入場料払って入ります。なんか後楽園とか、兼六園とか、京都のお寺さんみたいな感じよりは公園に近いのかなと思ってたら、カエデが色づき始めていたり、湿生植物がとても綺麗に生えていたり、池の流れにそよぐ水草は綺麗だし(雨の後なので本来はもっと綺麗なのだろうと思う)、天候には恵まれませんでしたが、小一時間、一眼で写真撮って楽しみました。

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そのまま出口を出るとFloydというお店が。こちら丸の内のKITTEにも入っていて、女性向きなお店でしたけど、ランチを取る人達で繁盛してました。ちょっと覗いて街歩きへ。

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街中がこう、というわけではないのでしょうが、小川に沿って柳が枝垂れて、小さな橋を隔てて民家の玄関があり、ちょっと独特の雰囲気がありました。そのまま三嶋大社へ。

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なかなか立派で、そそくさと手を合わせて来ました。あと、神鹿ということで鹿がいた。そのままなんとなく三島広小路という駅の方角へ。途中の鰻屋さんはどこも行列で、さすが三島、という感じがしました。

適当に入った喫茶店がすごい良い雰囲気。客俺だけなのにかなり時間かかってるので、コーヒーも期待できそう。外観と裏腹に中広くてジャズが気持ち良いので、ちと長居しようかな、というところ。ガラス見てるだけで結構飽きないが、良いところ見つけて狂ったように写真撮って来たので、これからのんびり確認。しかし、テーブルの木肌だけでも気合入ってる。 #cafe

で、2時間ほど歩いたので、一旦休憩をと思い入ったCafe de Limaという喫茶店がとても良かった。三島広小路駅の駅前にあるのですが、外から見るより奥行きがあり、店内もせせこましくなくゆったりとしていて、調度品の年季の入り方は見ての通り、光のあたる窓際にはレトロなガラスが並んでいて、レコードでジャズが流れていて、コーヒーは美味しい。ああちょっと長居しようという気になり、オリジナルブレンドをいただいた後に、ヨーロピアンブレンドというのもいただきました。良い店見つけた感じがした。

さて、三島広小路駅から三島に電車で戻ろうとしたのですが、反対側行くと修善寺だったな、そう言えば、ということに気付きまして。思わず駅員さんに修善寺って駅降りたら温泉は入れますか?と聞いてみたら、修善寺も伊豆長岡も駅から車で5分くらい温泉は離れてますけど、日帰りで入れるところはあるとおっしゃる。伊豆長岡って知らなかったのですが、修善寺は子供の頃に行ったことあったし、伊豆長岡なら修善寺より手前で20分ほどということもあり、ネットで検索したところ、どうやら南山荘というところが良さそうな気配。電話してみたら、17時まで大丈夫です、とのことなので、駿豆線に乗って伊豆長岡を目指します。

伊豆長岡

20分ほどで伊豆長岡。ここはまあしょうがないということで、タクシー乗って、南山荘へ。ここが思っていたより面白い宿でした。

南山荘

南山荘

南山荘

南山荘

斜面に沿って平屋が階段上に続いていて、内風呂と露天風呂が500円で利用できました。日曜ということもあり(こういうところメインは土曜日ですよね)、ほぼ貸切状態。風呂場までの廊下に敷かれたタイルとか、階段の踊場の感じとか、兎にも角にも建物が100年くらい経ってるとかで、いわゆるすごい高級旅館的なそれではなく、本当に昔からあるだけど手入れされている感じで、思いの外、良かったです。外国人の観光客の人とかも喜びそう。汗を流して宿泊地沼津へ。

沼津

ホテルは駅前の静鉄プレツィオという新しくて広々とした快適なビジネスホテルが取れていたので、後は晩飯だなあと思って、あたりをつけてた反対口の小料理屋を目指すも、夜道歩きながら閉まってる店が多くて、あ、今日、旅先にして日曜日じゃないか、と大切なことを忘れていたことに気付きます。スマホで確認したところ案の定、定休日。そのままネットで検索してみるもイマイチピンと来なくて、裏路地歩いてたら良さそうな日本料理屋とかもあったけど、敷居の高さもわからないし、うーん、ここでもないし、と途中、蕎麦屋か、居酒屋か、と悩みつつ、徘徊すること30分ほど、良さそうと思った安庵というお店に入ってみたら、大正解でした。

このお通しが出てきた段階で、本気出すことを決めた。菊の花の入ったおひたしには明太子、なめこを長芋で固めたものにはウニ。 #food

左から、ヒラメ、アオリイカ、ハタ。 #food

鱧ですね。 #food

金目の兜でござる。 #food

茄子の田楽の上にステーキ。 #food

お通しから見目麗しく、刺し身三種盛りと今日のおすすめから鱧と金目鯛をお願いしました。ビール、ビール、片口とお猪口で、鳥取のお酒、沼津のお酒、と飲んで、最後、牛ヒレ肉とナスの田楽というのを頼んでビール。ご夫婦で切り盛りされてて、少しお話にお付き合っていただいたんだけど、穏やかで静かで明るくてとても良い雰囲気のお店で、何よりご飯が美味しくて、良い店だなあとつくづく思っての帰路でした。

1日目まとめ

1日で割とギュギュっと色々堪能できた感じですが、静岡、僕にあっては「隣県」なのですが、なかなか足が向いておらず(真鶴止まり)、でもちょっと足を伸ばすととても良いなという感じがしました。3年ほど前に清水は行っていて、あの時もなかなか良かったのですが、今回もかなり充実の旅です。

思えば、長距離移動前提としている旅が多いのだけど(往々にしてそうしてしまう)、今回みたいにほぼ一箇所に定めてると、逆にアクティブに動けるみたいなこともあるなあ、という感じもしました。移動で疲れた感じはないのだけど、動けた感じはあるというか。

明日は足を伸ばしてクレマチスの丘というところまで。富士山も大分近いので天気が良いといいのですが。

クレマチスの丘

沼津泊だったので、沼津港で朝食と思っていたのですが、1日目に既に食べ過ぎていたのでw、ホテルで朝食を済ませ、三島に戻ります。北口からマイクロバスに乗って、クレマチスの丘へ。三島から20分ほどの駿河平にある庭園美術館を中心としたスペースです。

クレマチスの丘

クレマチスの丘

クレマチスの丘

建物スゴイかっこいいのですが、ベルナール・ビュフェ美術館は、久し振りにこれだけ暗澹とした絵画を大量に観たなという感じで、どうにも。IZU PHOTO MUSEUMは報道写真展とは言え雑誌の表紙にあたるものが多かったですが、こちらはグラフィックデザインも含め、戦中のものもあり、興味深く見ました。後、帰って来たら知ったのですが、知人が若い頃にこちらのプロジェクト入ってたそうで、面白い繋がりも。

御殿場

最後は御殿場へ。長泉なめりから御殿場線に乗り込みます。御殿場、アウトレットあるので行かれる方も多いと思うのですが、僕が今回行ったのは知人が働いているとらや工房というところでした。

良いところっぽい。竹林の驚くべき涼しさ。

ノリで人の職場に乗り込んでボーッとしている。ここすげえいいな。労働意欲折られるのに十分だが、仕事場としてはすげえ良さそう。さてぼちぼち帰らねばならぬ。本日締切一本。

環境最高。かるかんと煎茶のセットを食べましたが、菓子もお茶も格別に美味くて、庭が素晴らしいし竹林は素晴らしい。昔ながらの日持ちしないお菓子を作ってるということで、ほとんどが当日賞味期限のものでしたが、翌日、やきもち坂食堂だったので、来客用にどら焼き、小倉と白小倉を購入。食べてもらいましたが、評判上々、「これうまいやつだ」ということになりました。勿論、僕もいただいて、皮の張りとか質感が素晴らしかった。甘みも上品。凛としたふくよかさがありました。

帰りは御殿場線で国府津経由かと思っていたのですが、なんと御殿場から横浜経由羽田行きという高速バスを見つけまして、1時間20分ほど座って仕事してるだけで横浜に帰って来れました。快適だった。

2日目まとめ

というわけで、三島を見に行く、と言っていた割には、三島滞在3時間くらいで、あと例によってあっちこっち動き回ってましたが、とても濃密な2日間だったと思います。古い良いものを見る機会も多かったし、ご飯は美味しかったし、実はちょっとアクシデントもあったのですがw、あと友人に会えたり、過去の友人の仕事を見れたりもして、総じてとても良かったと思います。

帰って来て思ったのが「やっぱりたまに出ないと駄目だなあ」ということ。出るとやはり学びが多い。帰って来て2日ほど、仕事仲間に会っていて、「三島楽しそうでしたね」と言われ続けているので、そういうことも含めて、やっぱり出ないとなあという気はします(勿論、直接的に仕事になったりするわけではないですけど、芸のなんたらとして)。

静岡の東を攻めて来た晩夏から初秋への季節のホゾでした。

加藤 康祐 / 企画・設計

プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。Webデザインを入り口に、2005年よりフリーランスとしてのキャリアスタート。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート。ラグビーと料理、最近イラスト。

加藤康祐企画設計

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