2015/9/10

サラリーマンとフリーランス

なんか話題になっていたので、考えてみることにしました。そもそものサラリーマンという言葉のイメージってどうだったかなあと思うのだけど、例えばそれは、ユンケル黄帝液、みたいなことかなあと思います。「24時間戦えますか」というやつ。でも一方で、フリーが週末返上で時間関係なく安い値段で仕事すると、商売にならないみたいな話も見かけたことがあるので、なんか結局どういうわけなのだろうと思うわけです。

サラリーマン – Wikipedia

英単語 salary の語源は古代ローマの兵士(歩兵)に遡るとされ、当時は貴重品でありかつ生活に欠かせなかった塩(Sal)を買う為の俸給という程度の意味である(古代ローマの兵士の給与は貨幣で支払われていた)。

これだからどういうことかというと、物々交換で都度商売が成り立つ人と、組織からの俸給で成り立つ人、ということなのだろうなあと思います。ただ、フリーランスって「物々交換で都度商売が成り立つ人」ってサラリーマンの人に思われているかって言うと、それちょっと怪しい。逆にサラリーマンって「組織からの俸給で成り立つ人」って思われているかって言うと、これは割と合致してるかなあと思います。これそもそもの話だけど、結構大事なボタンの掛け違いありそうな感じがしますね。これに対応してフリーランスを言うと、まさしく「傭兵」。

サラリーマンってマジョリティだと思うし、とりわけ、僕の一家、親戚に至るまで、ほとんど皆サラリーマンで(公務員含む)、仕事を為し得た人たちで、身内じゃ僕くらいだと思います、自分でやるということになってしまったの。まあでも、なまじ身内に誰もいなかったから、ある程度、異なることとして許容されてる部分もあるような気がして、当然、商売のことは経験値がある方がわかってるから言うことは言うが、おそらくわからない部分もあるのであろう、くらいの不文律というか、余白があるので、うまく成り立っているのかなあという気もします。

サラリーマンとフリーランス較べてもしょうがないんじゃないかなあという気がするんですよね。僕、別に組織の人とも仲良いし、お世話になってる人たくさんいますし、仲間もごっちゃだし、少なくともフリーランスだけでつるむのは、学閥とか業界でつるむのと同じくらい気持ち悪さみたいなのあるし、逆に言うとこの手の議論て、そういうの好きな人が問題にするんじゃないかなあと思いました。なんかそんな感じする。

まああと、サラリーマンやったことないからな、あんまりゴモゴモしたことはよくわかんないし、わかってあげようともあんまりしてない。

実際は面白い人は面白いってことで良いと思いますよね。優秀かどうかは所属に依るみたいなのあるかも知れないけど、色々な人いるだろうし、肌に合う合わないもあるでしょう、どこいたって。

という意味で言うと、サラリーマンであることや、会社や肩書で個人を語られることってあんまり面白い話だと思わないので、ましてや巻き戻してサラリーマンとフリーランスみたいな二項対立で話しても全く以って面白くないなと思いました。そう言えば、友人がニューヨークだと「何やってるんですか?」で全て済むみたいなこと書いてたけど、そういうのが良いのではないですかね。

実際は、僕より他のフリーランス仲間の方が知見があって、多くの人がサラリーマンを経験してからフリーランスになってるので、もうちょっと色々言えると思うんだけど、あんまり人を良く評価する時にも、あとこっちの方が多そうだけど、悪く評価する時にも、サラリーマンだから、ってことにはならない、その人だから、ということにしかならないなあと思います。

実際は働いたことに対してのお金のもらい方の問題が違うというだけだし、うちとか「八百屋、魚屋、デザイン屋」が長らく仕事の位置づけだったので、まあ生活が安定しているかどうかとか、自由があるかどうかとか、そういうのの、どっちの水が甘いかみたいなことなのだろうけど、それぞれの話で、あんまりやっかみ持ちだすところじゃないと思う。

フリーランス肯定するのに、サラリーマンを否定するのは、厳しさが足りない感じしました。サラリーマン肯定するために、フリーランス否定する人はそもそもは「あまりいない」気はするので、まあねえ、という。

ひとり仕事: フリーランスという働き方
(2012-10-5)
売り上げランキング: 14,705
100円

加藤 康祐 / 企画・設計

1980年1月12日生まれ。フリーランス歴15年。プランナー、デザイナー。加藤康祐企画設計代表。学生時代にデザイン会社でWebデザインを経験。2005年よりフリーランスとしてキャリアスタート。これまでに個人から上場企業まで、100以上のクライアントとのプロジェクトを経験。主な仕事としてベンチャー企業でのサービスのUXデザイン、独法との防災メディアの編集・運営、社会的養護の子どもたちの自立を支援するNPOのサポート等。趣味はラグビーと料理。Keep the head up, Bind tight & Stay low.

加藤康祐企画設計

是非、フォローしてください!
Twitter / Instagram